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Kくんのお話。

すてきなプロポーズの実話を教えていただきました。
ありがとうございました🌼


妻とは学生時代に出会いました。
クラスメイトで、憧れのまま卒業しました。

数年後同窓会の連絡で彼女に連絡したら外出中で
お母さんが電話に出ました。
卒業後彼女の誕生日に花束を送っていたので
僕の名前でわかったのでしょう。
「凄く綺麗なお花ありがとう」
とお母さんが言ってくれました。

結局同窓会は開かれ無いまま時だけが過ぎ、
20年の様々な月日が流れ、
連絡をとりました。

その時、彼女のご両親は遠くに行ってしまっていました。
お義父さんお義母さんは何ヶ月も違わず
天国に旅立ってしまっていました。
あの時の1本の電話の声と言葉が
お義母さんとの最初で最後の会話の思い出です。
プロポーズの言葉は、
「ずいぶん遅くなっちゃったけど」(笑)
って花束を渡しました。
遅すぎですよね(笑)

妻の婚約指輪は、亡くなったお母さんが結婚した時の
縦爪ダイヤをリメイクしました。
ふたりで色々話した中で、
両親のダイヤを使いたいという彼女の希望でした。

大好きな両親が大切にしていた指輪を
自分の好きな形に生まれ変わらせ
大切につけています。

僕は彼女のご両親に「娘さんを下さい」と伝える事は叶いませんでしたが
指輪をつけて笑顔で居る妻を
ご両親仲良く遠くから見守ってくれて居ると信じています。

無限の指輪の中から思い出の詰まったたった一つの指輪。
それはきっと、この世で1番大切な
絆の指輪なのかもしれません。


Kくんのお話。おしまい♪

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みなさんのプロポーズの話や結婚の話教えてください🌼
こんなプロポーズしたい。こんなプロポーズされたい。話も聞かせてください🍀
コメントお待ちしています。
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