どうか周りに障害を持つ方に教えて欲しい事
「うつ」とか、障害や病気を持つ人にはICDコードというものが焼印されるんです。前の記事にあるように、自立支援を受ける時必ず診断書が必要で、その中身は見せてもらえません。内容というか。
でも!知る方法があるんです。地域で自立支援の証書を発行している場所があります。東京だと「中部総合精神保健福祉センター」
ですかね。全国のをここで管理しているかどうかはわかりませんが
診断書に書かれてある内容によってICDコードが記録されるのです。(検索をおすすめします)
うつならば「F32」で始まります。それにより重度や軽度がわかるのです。
びっくりする位このシステムをどの本も記していない。
私はうつを患い15年程が経過します。
最初に自立支援を申請した際に診断書を持って行き、今回障害年金、遡及請求にあたり過去のデータを調べる事が出来ました。
その時に書かれてある診断書にある情報で(診断書は5年くらい経つと破棄されている場合もありますが)その時の心身の情報が分かるのです。びっくりする位ほんと書籍に記されていない!!結局誘導が「社労士に頼んでね!」みたいなノリなのが多かった気がする。失敗しても成功してもどすげく金がかかるんですよ。
リスクが伴う気がする。私はですけれども。
しかし自分で書類を揃えるとなると、障害者である自分にとってはかなりの苦痛な出来事な上に(今までの生い立ちとか嫌な思い出をたくさん記さなくてはならないのです)時間もかかります……!本当の本当に最終手段にした方がいいと思います。ただしそれで勝利を得られる可能性は微妙っちゃ微妙です。
あと、かかっているクリニックにケースワーカーだかソーシャルワーカーの人に元かかっていた病院に診断書作成依頼をできたりもするんですって。まあこれはクリニックによるかな。私の場合は「敵対同士になるのでごめんなさい」って言われましたけれど、そりゃそうだなって思いました。
それか、現在かかっているクリニックに年金事務所で貰えたりダウンロードできる書類である「受診状況等証明書」を書いていただき、添えて、証拠(日付入りのメールやメモや第三者証明)とともに、用意をし、ICレコーダーを持参し。元かかっていた病院に予約の電話を入れましょう。言いくるめられないように頼りになる方を同伴で。この同伴する人からも「◯◯さんの同伴をしたいので予約をお願いします」など言ってもらえるといいかと思います。本人が付き添いを望んでも断られる場合が多々あるそうですよ。付き添いの方からの電話の方がこうかはばつぐんだ!
というケースもあるそうです。
あとあまり知られていない……
正当な理由なしに診断書の作成を断ってはならない法律があるそうです。
でも!それは診断書を依頼する時には口にしない方がいいです。機嫌を損ねて意地でも書いてくれなかったりするかもしれないので(まあICレコーダーにその証拠も残せるんですけど)下手に出ましょう。医者も短時間で患者を診て、一時間で数万円稼げているとは思いますが、診断書となったら、一時間とか普通にかかるし恐らく正直めんどくさいと思います。手書きですし。そこは理解をしましょう。「書いていただく」んですから。
あとこれ必要。
薬歴。そのクリニックにかかっていた時に必ず近場の薬局を教えてくれるものです。そこに一番最初に出された薬の履歴を貰いましょう。(ちなみに一回の処方の薬歴を出力してもらう時に一回分で薬局によって違うと思いますが一枚に1000円ほどかかります)あと、最後にかかった時のもの、できればかかって一年半の時あたりのもの。ぜひ頂きましょう。大切な証拠です。薬局によってはほんとひどい態度を取られるんですよ。「何に必要なんですか?!」とかね。私言われましたよ。
お薬手帳があれば最強ですけど!
じゃーん実は
「薬歴の開示請求」ってのがあるんですよ
「個人情報ですので」と断られそうになっても怯んではいけません!「個人情報だからこそ自分(私)が知りうる権利」ってものです。ただし薬局側が断る事が出来る事もあるんです。
■本人又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
■当該個人情報取扱事業者の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合
■他の法令に違反することとなる場合
違法でない限り開示請求が出来るのです。何にせよ。証拠は大切。薬歴を出していただいた時に、どこのクリニックから処方された、というのを記入してもらい、印鑑をいただきましょう。
なんでほんとこの辺書籍に書かないの?あとネットにもないじゃん!!「ただの金欲しい人」みたいな認識しか、誤解しか持たれていないんですよ!そうじゃないですよね!年金を受け取る事で働いても長続きしなかった自分が治療に専念する気力が湧く事。今まで叶えたかったやりたかった事に、挑めそうな気がする事。何より家庭によるかもしれませんが、このご時世、家計の足しに、働けない分、お金を渡したい、そういうのもあると思います。
しっかし「第三者証明」も結構厄介なものでして、当時を知る人に偽りない記入をお願いをお願いしてもプッツリ縁が切れたりもするんです。この辺頭の片隅にでもいいので残しておいて下さい。そういう人から見ると我々は
「ただのお金欲しい人」認識です。冷たいものです。
つづく!!
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