英語が苦手な人でも、英語の歌は歌える

いま、Rihwaさんの『Last Love』という曲を歌いたくて練習しています。

2013年のドラマ『ラストシンデレラ』の主題歌だったそうで、聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

私は先日たまたま曲を試聴し、ドラマティックな歌声にハマりました。
よーし、練習して歌えるようになろう!
さっそくiTunesで購入だ!
と勇んでダウンロードし、フルで聴いてようやく気付く。

こ…これ全部、英詞じゃん!!

自慢ではありませんが、学生の頃から英語の成績ははちゃめちゃに悪く、模試では毎回「英語」の欄だけが異様に凹んだレーダーチャートを生み出していました。

「I'm thirsty(私はのどが渇いた)」を「I'm thirty(私は30歳です)」と読み違える人間です。
正直、英語への苦手意識はとても強い…

が!
歌の場合は、この限りではありません。

以前も英詞の歌を歌ったことがあるのですが、そこで私は必勝法を学んだのです。

それは、歌詞を追うのではなく、聴いたままをカタカナで書き出すということ!

①歌詞カードは見ずに、歌を聴いて聞こえたままにカタカナで書き出します。

②それが終わったら、歌を流しながら書いたカタカナで一緒に歌います。

③何度か繰り返し、雰囲気が掴めたら、ようやく歌詞カードの出番!
カタカナと単語を照らし合わせて「ああ、これthirstyのことだったのか…」などと細かい調節をして完成です。


下手に歌詞カードから1つ1つ発音を書き込んで……と丁寧に覚えていくと、見事なカタカナ英語になります。
聞いたままを覚える方が、いい感じの仕上がりになる。これ大事。

難点としては、カタカナ読みを忘れるとカラオケで歌詞を見てもさっぱり歌えなくなることですが……そこはまた練習してカバーしています。

(個人的には、1度覚えた曲であればやり直したときに7割ぐらいはすぐに感覚が戻ってきます)


また、英詞の横に、Google翻訳でいいので日本語訳をつけておくのもオススメ。
自分が今どんな言葉を歌っているのか分かるので、感情を乗せやすくなります。

といいますか、「サウンドだけで気に入って調べてみたら、どえらい歌詞だった!」みたいな曲も出てくるので……
昔、お笑い番組のオープニングで使われていたフランキー ゴーズ トゥ ハリウッドの『Relux』なんて中々の衝撃でした。
あれをオープニングで使う勇気よ。


この方法で、凹型レーダーチャートの私でも、何とか英語っぽい歌を歌うことができます。
英語のほうが子音が多いせいか、日本語よりリズミカルでうまく聞こえるという恩恵も。
あと……なんか歌っててかっこいい!カラオケでこじゃれた歌い手を気取りたいときは、ぜひお試しください。


というわけで、こじゃれた歌い手を目指して『Last Love』を練習してまいります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?