見出し画像

期待が不幸

 明けましておめでとうございます。2022年中の投稿に失敗した8490です。ちゃんとした四曲目を投稿した上での感想ですが、心に移り行く曲のなんとなくした雰囲気を実際に形にすることにそこまで苦心するようにはならなくなりましたが、曲のグルーブ感といいましょうか、まとまった感じがなく、なんとなくツギハギとした感じがあるので、しばらく良曲の解析や耳コピなどをしてROMってようと思います。次はもっとギターを上達させて録音したり、上手いハモリを入れていけたらなと感じています。まだ何となくではありますが、バカみたいにわちゃわちゃしたボカロックをつくりたいと考えております。

 今回イラストを自分で描いてみました。いやぁ、学校の授業や宿題以外で絵を描いたのは生まれて此の方指で数えられる程度です。絵なんて10年近く描いたことありませんでした。そんな奴がなぜ急に自分で描いたかといいますと、MVのイラストは当初知人に頼んでいたのですが、報酬を支払っているにもかかわらず契約不履行をされまして、憤っても仕方がないということで急遽自分で描きました。他をあたっても良かったのですが、その不履行で色々萎えたのと、この作品をさっさと完成させたかったからです。作品は時間が経てば経つほど当初の芯のイメージから遠ざかり、よくわからなくなってしまいます。野卑で信用のならない人間を、最も自分を表すことができる創作活動に参加させようとしたのもそうですが、「何事も期待しちゃダメ!」という曲であるにもかかわらず、そんな人間に多少期待して依頼したというのはどういうお笑いでしょう。どうか笑ってください。

 今回は、和訳すると、「おちつけ!」という曲を作りました。所謂「浮かれんな、何事も期待しちゃダメ!」という自戒の曲です。サビ前にある「希望に欺かれ、死のかいな」というのは、ショウペンハウエル「自殺について」という著書の「通例、人間の生涯とは、希望に欺かれて死のかいなにとびこむ」から引っ張ってきました。もちろんこの本の内容は読解力が著しく欠如している私にはさっぱりですし、著者がこの言い回しで伝えたかったこととはかけ離れているかもしれませんが、これ程まで人生を端的に説明する文はなく、この曲を作っていた自分の心境にピッタリだなと感じたので使いました。今楽曲の直接的なバックグラウンドについては恥辱と傲慢に満ち満ちているので詳しくは割愛させていただきますが、人間生きていくには無関心、猜疑心、自立心をイイ塩梅に持っている必要があるみたいです。

 次は活動1周年記念の3月9日(ミクの日)に新曲を投稿できたらいいなぁと思ってます(多分無理)。それではまたこんど!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?