セブン&アイHD 2Q決算 TOPIX CORE30①(再掲)
増収総益、EPS増、営業CF増。
10/6発表
※セブン&アイは2月〆のため、他の会社より約1ヶ月情報時期がズレています。
〇営業収益 +55.0%増収
〇営業利益 +26.1%増益
〇経常利益 +26.7%増益
〇純利益 +27.8%増益
〇EPS +154.09円(前年同期比+27.7%)
〇営業CF +7.5%
〇期末予想 上方修正
〇配当 年+3円増配予定
読む: スーパー、百貨店部門は減収。国内コンビニ、金融はほぼ横ばい。海外コンビニは買収効果で前年同期比+121%で大幅増。その他も+29.6%。
セグメント別利益は、不調のスーパーが6割激。百貨店は赤字から脱却。その他は増収も減益して赤字転落している。
これらの減益を、海外コンビニ部門の大増益が穴埋めした。 円安効果もあると思われる。決算時点の為替よりも更に円安が進み、3Qはさらに増収増益になるものと予想される。
営業CFも微増でOK。投資CFは去年の買収が大規模だったため大幅減に見えるものの、おおむね例年並みの水準。財務活動も今年は返済の方向に動いたので、キャッシュ自体は微減。営業CFよりは小さい数字なので今の所問題なし。
今後のリスクは?: 円高になったら一気に業績が悪くなる可能性がある。(海外コンビニ事業のドル収入が日本円換算で小さくなるため)
流動負債が前年同時期より約5000億円も大きい。今の状況なら特に問題ないが、少し重しになるかもしれない。
決算発表後に株価が急落している。BPSよりかなり高かったことが原因か。5000円ぐらいまで下がる可能性はあると構えた方がいいかも。
※この記事は、PostPrimeの無料投稿で投稿した記事の再掲です。
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2022 2Q決算 鉄道+TOPIX CORE30
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