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東海道新幹線・自動運転化と2027年問題

新幹線は中途半端な手動運転


東海道新幹線の自動運転化は、以前にも資料が出ていたのでそこまで新しい話題ではありません。

むしろ新幹線こそ自動運転に特化した車両でありながら、中途半端に手動運転を残しているとも言えます。

・新幹線のすべての駅に可動柵を整備します 
ホーム上の安全度が高まります
・併せて半自動運転機能を導入し、運転士の業務を支援します
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042355.pdf

JR東海 10/31発表

電車の運転は、①加速→②減速→③停車という3ステップの繰り返しです。

単純かつ占有された軌道を走るので自動化しやすいとも言えます。
特に新幹線は踏切が無いため、事故の心配も在来線より大幅に低いです。

現在の新幹線の制御装置ATCは上記3ステップの内、②減速だけ自動制御されています。

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