見出し画像

自学ノートと探求活動

僕たちは「輝く未来」へ放り出された。

「ぼくの自学ノート」の著者、梅田明日佳さんでさえ、卒業式の日、中学生になる直前にそう思ったそうです。

自主学習、自由研究などの自由課題。

自由というのは、とても良い響きで
広がりを持った可能性を感じます。

でも、枠が決まってないということは、、
親の私が子どもを見ている限り、、
はじめの一歩をどう踏み出せばよいかわからず、言葉を借りれば「放り出された」状態なのだと思います。

課題に取り組むためには、手立ての援助が必要で、それを探求する時間も必要です。

そして、探求というのは、テストに出ない範囲まで勉強するのですから、とても非効率な勉強方法です。
モチベーションが上がらないのもわかる!(モチベーションを上げる方法についてはまた次回)

(私の子が通う学校)自学の宿題には、ページ数に決まりがあり、ページを埋める為に非効率な「探求」は避けられている傾向があります。

非効率な部分、学校でやらない事にこそ価値があるのに。。

1行書くのにどれだけの探求時間(探す、調べる、整理する時間)が必要か、子ども達はわかっているのでしょうね。


私も大学生の頃、就職難で希望の内定はもらえず大学院へ進みました。
しかし、レポートは山積み、実験のゴールが見えないこともしばしば(笑)

デキる生徒じゃなかった分、1行には「たくさんの時間が必要」だと身をもって感じました。

自由研究や自学ノートには、「ページ数」だけでは無い評価や出題形態と、子どもたちへの探求へのアプローチを続ける必要性があると思っています。

また、自由研究、自学へ取り組む親子へのカウンセリングが必要!
先生でもないのに何でそんな事やってるの?と言われますが、、笑
子どもを持つ親として、必要だと思うことをする。それが私の活動する理由です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?