【334】踊り食い

新鮮なものを食べたい。
私は賞味期限切れのものを
平気で食べることができるが
心の片隅に
体が変なことに
ならないだろうか?
と思いながらも
賞味期限切れにさせてしまった
己の責任感のもと
食品ロスを出さないように
頑張って食べるようにしている。

だがしかし
新鮮なものを
食べられるなら
絶対的にそちらを選ぶだろう。

美食家ではないが
さすがに新鮮なものの方が
非新鮮と比べると
圧倒的に新鮮なものの方が
美味しいと感じる
味覚機能は兼ね備えている。

そんな新鮮を
求めるか故に
人間界が動物を食べる際に
生み出した言葉が
本テーマである「踊り食い」だ。

これは主に
海鮮物などで多い事柄だが
生きている状態の生物を
そのまま食べることに
踊り食いは発生する。

例えばイカを例に出すと
足がウネウネした状態で
居酒屋などで提供され
それを食べて
新鮮さを味わうものである。

この踊り食いに対して
私は意を唱えたい。

それは
生き物側は
全く踊っているつもりは
ないんじゃないか?問題だ。

仮にあなたが
誰かに殺されそうに
なり死の局面に遭遇して
暴れたとして
その行為をしている
あなたは踊っているだろうか?

死ぬ前に
ダンスをするなんて
そんな人は
プロ意識が高い
ダンサーでもいないだろう。

つまりイカからすれば
死ぬ前に暴れているかもしれないのに
それを人間が踊っていると
変な錯覚を起こし
イカ側の気持ちを
全く理解せずに
解釈しているのだ。

このことから
踊り食いという
ワードを用いるならば
自身が死ぬ前に
ダンスする覚悟がある人間のみ
発言するようにしてほしい。

踊り食いについて
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。

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