砂地 大変な出来事 逃げる 逃げた 大きなワニに噛まれる お天気雨

夢の始りのほうは覚えていません
ただ
どしてか大変な事態がおきた
そんなふうでした

わたしたちのいるところは
高い塀にかこわれているところ
砂漠ではないけれど砂地
枯れた木がところどころにある
とても暗いけれどいろいろみえる
ふつうに歩いている人たちもいる

でも
恐ろしい何かにみつかると殺されてしまう
だからわたしたちは静かにして隠れている

あはは
わたしがこんな夢をみるのはホラー映画のみすぎだと思う

どなたかが鉄の柱の裏側に隠れて
柱を伝って少しずつ動いて逃げていた
鉄の柱はジャングルジムのように組み立てられていて
いろいろ移動できる

わたしは、砂の上に倒れて死んだふりしている
すぐ先の枯れ木に上って隠れている人もいる
でも
その人は恐ろしいなにかにみつかって食べられた
わたしは、つめたい砂をぎゅっとつかんで、震えてみつかるかもしれないと思ったけど、目をつむって、助けて、助けて、って祈った
しばらくしてわたしの背中を誰かがさわった
「ギャー」
あーー
大きな声だした
もうみつかった
おしまいだ
と思ったけれど、わたしの背中をさわったのは知らない男性だった
彼がいう
「すぐそこに出口があるから一緒に行こう」
目を開いて近くの枯れ木をみると、殺された人の血が流れていた
あーーーだめだ、怖い、出口なんてない、みんな死んじゃう
そう思ったけれど
がんばって立ち上がって素早く出口に向かおうと思って立ち上がったけれど
ほんとに素早く動けない
夢ではよくあること
それでも塀の出口に向かって知らない男性の後につづいた

出口はすぐそばだった
でも
迷路のようなせまい壁に囲われた一方通行の通路がつづいていて
なかなかお外にはでれない
どしてか後ろから誰かが追いかけてくるようでほんとに恐ろしい
はやくはやくはやく
そう思えば思うほどはやく進めない
右に曲がってまた右に曲がってまだ右に曲がってずーっとまっすぐ進んでカーブがたくさん

ふとみると、わたしたちは市街地にでた
夜だわ
街の明かりにほっとする
わたしを助けた男性はタバコをすって歩いている
あーーーよかった、街にでた、助かった
するとこんどは
「くさい、くさい、くさい、タバコくさい」って後ろからきこえる
振り返ると小さな子供がマスクをしてつぶやいている
どうやら男性のすうタバコのにおいが嫌みたいだ
すると、男性が立ち止まってふりかえり
「くさいの?それなら先に行ってよ」って
どしてかその様子がおかしくて
あはは
楽しい気分になった

横断歩道をわたって進むと、右手に知っているお店がみえた
男性はそのお店の駐車場に進んでいく
わたしも後をついていく
駐車場の入り口は登坂になっていて、少し進むと駐車場広場だった
男性は
「車持ってくるから待ってて」
といって進んでいく
はなれたところからエンジンの音がきこえると
体が半分に切れたワニみたいなコロコロした大きな緑色の怪物がやってきた
怪物はわたしの足にかみついた
怪物のお口には大きなギザギザの白い歯がたくさんむきだしていた
「ギャーー」痛い!と思ったけれど痛くはなかったけどすごく怖い
あーーーやっぱり助からない
そう思うと、男性の運転する自動車がやってきて、コロコロした大きな緑色のワニをタイヤで踏みつけた
するとワニのお口がバーンってひらいてわたしの足は自由になった
自動車のドアがひらいてわたしはあわてて逃げ込んだ
どしてわたしがこんなことになるのか?
ほんと腹立たしい
そう思った

駐車場出口の坂を下って右折して
「わたし、さっきのお店知ってる、よく出かけたときがある」
そうお話した
でも男性はなにもいわなかった
道路はゆるやかな下り坂でゆったりした気持ち
すこし進むと右手に知っている建物がみえた
「あ、わたしここに住んでいたときがある、ほら、あそこ、3階の奥から3つ目のお部屋」
自動車を運転する男性はなにも言わなかった
でも、どしてかその建物がみえたときだけお天気雨だった

目覚めた。










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