こわいゆめ

わたしたちは2階にいます
どちらのお宅の2階なのかしら
わかりません
1階から変な音がきこえてきます
コンコンコンコン
ギギギギ
コンコンコンコン
最初は小さく
そしてどんどん大きな音になる
とてもおそろしいです
わたしは
2階のお部屋の鍵をかけて
それでもこわくて扉があかないようにタンスやお布団でふさぎます
それなのに
妹は少し下ににある小さな扉からおもてに出てしまいます
けらけら笑って1階に通じる階段の途中に出て
それで
またほかの入り口から2階にもどって遊んでいます
わたしが
大きなこえで
「やめて」
っていってもやめません
その様子をみている母も笑っています
わたしは
2階の扉を守っているけれど
すごい力で誰かが扉を壊そうとします
「ああ、もうだめだ」
扉の、上の方が壊れた
そしたら恐ろしい白骨のようなお顔が出てきた
わたしは
その白骨をハタキみたいな武器でたたいたけれど
1階からきこえる変な音はもっともっと大きくきこえて
もう死んでしまうと思った

そしたら目覚めた。

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