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なんちゃってリサイクル

 行政の指示どおりにゴミを出さない人は論外ですが、ちゃんと分別して出したとしても、処理そのものがこれってリサイクル? と疑問に思うことがいろいろあります。
 今は、どれだけ改善したのか把握していませんが、以前は、衣類やプラスチックを海外に捨てて、それによって環境破壊が発生しました。
 それで、南米のアタカマ砂漠は、ゴミの山になってしまいました。

 テレビで見ましたが、電子機器などのリサイクルも、海外の貧困層で深刻な汚染が発生しているようです。海外から持ち込まれたゴミから、被覆された導線(電線)などを燃やして、金属を取り出して売ることで生計をたてている人たちがいます。それによって発生する有毒な物質が土壌や河川を汚染してしまいます。

 プラスチックゴミを海外に持ち出せなくなって、燃やすことをリサイクルしている と言っている場合もあります。燃やした熱を利用しているから、ということを、リサイクルと呼んでいるのです。

 わたしが前に暮らしていた市では、プラスチックのリサイクルに取り組んでいました。ぺらぺらの包装フィルムのみでしたが、異物が付着していてはリサイクルできないので、ゴミのセンターには、ゴミを監視してリサイクルできないゴミを取り除くスタッフがいました。あまりに大変だし、住民の理解も得られなかったのかもしれません。今は、ほかの市と同じように、プラスチックのリサイクルマークのついたゴミ全般をプラスチックゴミとしています。

 もうちょっとどうにかできないのかなと思っています。
発砲スチロールの場合比較的リサイクルが容易らしいです。

 地方の行政では、ゴミ分別に積極的に取り組んでいるところもあるようです。

 こういうところが増えて欲しいし、地元のゴミ行政以外で資源ゴミを捨てる仕組みもできるといいなと思っています。
 行政が、きめ細かく対応する というのは、都市部では難しいのかもしれません。住民の意識も高いとは言えません。
 もっとどうにかしたい と思っている人のゴミを送料自己負担で受け入れてくれるリサイクル業者 とか。



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