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草マルチ

 マルチというのは、畑の畝にかぶせるマルチシートのことで、以前、使い終わった塩ビのマルチを畑で燃やすことで、畑と環境を汚染することが問題になっていました。
 効果としては、土の乾燥をふせぐ、土や肥料の流出をふせぐ、雑草が生えるのをふせぐ、虫をふせぐ、黒マルチなら温度が上がる などなどたくさんあります。

 最近、ネットで本を見ていて、草マルチというやり方があるのを知りました。家庭菜園なら、この方法がいいかもしれません。
 雑草が生えてくるのをある程度ふせげますし、虫は来るとは思いますが、ミミズやダンゴムシなど、土を肥やしてくれる虫も来るでしょう。土を保護する効果はあるし、そのうち堆肥になります。
 畑に生えた雑草の上の部分だけを切り取って、その地面にかぶせる方法なので、根は畑に残っています。これが畑の土のためにいいらしいです。

 里山という番組で、山からススキ(カヤ)を刈ってきて、茶畑の地面に敷くのを見ました。
 今回、確認のためにネットで検索したら

というのを見つけました。カヤを敷くのは、斜面の畑の土の流出をふせぐということで、昔からの知恵ですね。

 ネキリムシ対策に米糠をまくと本に書いてありました。ネキリムシという虫は、今まで知らなくて、ネットで調べてみましたが、そういう虫は、うちには居ないようで、ほっとしました。

 
 雑草をそのままにする自然農法は、わたしにはできないな と思っています。たとえば、今の季節はツユクサがわさわさと1メートルくらいに育ってます。自然農法に準ずる方法として、草マルチが気に入りました。
 試してみようと思います。


草マルチの本
「1㎡からはじんめる自然菜園」

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