【チェックリスト】MDジョイントを施工するのに必要な工具
排水配管として代表的なMDジョイントを施工する際に、必要な工具のチェックリストです。段取りの際にお役立てください。
最低限用意した方が良いものと、配管場所の状況や口径によって用意した方が良いものに分けています。
※脚立や照明などの仮設材は除きます。
最低限用意すべき工具
□バンドソー
配管の切断に使用します。MDの場合、鉄管が多いので、無いと加工できません。他にもチップソーやレシプロソーでも切断は可能です。
□メントリー
切断面の外面・内面を両方面取りできます。無ければカッターや某ヤスリなどで代用可能です。
□インパクトドライバー
フランジのナットを締付けるのに使います。各サイズに対応したボックスソケットのビットが必要です。(ナットサイズは後述)
□ハンマードリル
継手の接続に直接は使いませんが、アンカー打設・支持金物取付けなど、かなりの高確率で使うことが予想されます。
□全ねじカッター
こちらも支持金物の取付けで必要になってくるでしょう。特に天井配管です。
□レンチ類(13㎜〜22㎜)
狭小箇所はインパクトドライバーが使えませんし、本来は各サイズでナットの「締付け規定トルク」が決まっていますから、トルクレンチを使わなければなりません。
両口だけでなく、板ラチェットやメガネもあった方が良いかもしれません。
□セットハンマー
ハンマーは、くってしまった継手やフランジを外したり、アンカーを打設したりするのに何かと使いますから、必ず用意してください。
□レーザー
墨を出したり、通りや矩(かね)を見たりするのに便利です。
状況や口径によって用意した方が良い工具
□レシプロソー
150㎜〜200㎜くらいの大口径になると、バンドソーによっては切断できないこともありますので、そんな時に役立ちます。また、配管していて寸法がちょっと長い時に切ることもできますね。
□ビーバーソー
太物のパイプを掴んでグルッと回すように切断する電動工具です。真っ直ぐ切ることが結構難しくコツが要ります。
□ディスクグラインダー
大口径になってくると面を取るにも一苦労です。ディスクグラインダーがあれば、かなり楽に面取りができます。
□ロープ
階数の高い足場上にパイプを揚重するにはロープが使えます。また、太物は重量がありますから、ロープを括ってガイドをするような使い方もできますね。
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