【現場で使える】配管でのトラブルを解決・防止「厳選事例100」
このnoteを読むことで、配管作業で想定されるトラブルを事前に予測・防止し、万が一の時に解決することができます。
スムーズに進む現場とはどんな現場でしょうか? 工程通りに進み私たち職人が“遊んでしまう”こともなく、無駄になる材料も直しもほとんど無いような現場。
私はこれまでの配管工人生の中で、そのような現場に出会ったことがありませんでした。むしろ何かしらのトラブルが発生し、工程が遅れたり他職種の職人さんと言い争いになったり、余計な費用や手間が発生したりするのが普通だったのです。
内容によってはスゴい絶望感に打ちひしがれて、ドッと疲れが出るような失敗をすることもありました。
しかし、そんな経験を積んでいくと「あること」に気がついたのです。
程度の差こそあれ、毎回似たようなことで悩み監督さんに文句を言い、工程が遅れ余計なコストがかかっていることが分かってきたのです。
そこで、これまでの配管工経験を徹底的に洗い出すと共に、100人を超す監督さんや職人さんからのヒヤリングを元に、現場でよく起こる問題・失敗・怪我の事例、そしてそれをどのように解決したのかや防止策についてまとめることにしたんですよね。
これが実に効果的面で、まずミスがほとんど無くなりました。そして何よりも、現場が進む中で施工や他職種との取り合いに関して、「ここはミスしやすいから気を付けよう」とか「この配管は早めにやって逃げておこう」などと思うようになったのです。
つまり、トラブルになりそうなことを未然に察知して防げるようになったということ。
しかも万が一起こってしまったトラブルも、ほとんど解決方法が分かっているため、めっちゃ時短になる上に気持ち的にも余裕を持って対応できます。
今回は、この「現場をスムーズに進めるための教科書」とも言える、私がまとめた集大成を、あなたに共有しますね。
✔︎このnoteの内容
現場で起こる問題や作業時の失敗について、事例と解決方法・防止策を紹介します。
事例の数は100以上、文字数にして約40,237文字(原稿用紙102枚分)ですから、かなり読みごたえがありますよ。
✔︎自己紹介
まずは本書に興味を持っていただきありがとうございます。申し遅れましたが、このnoteを書きました「どんゴリ」と申します。
私は現在配管工として、毎日現場で汗水垂らして働いています。経験年数はおよそ10年。環境にはとても恵まれていて、尊敬できる親方や仲間と楽しくメリハリのある作業ができています。
おかげさまで関連資格もどんどん取得することができまして、現在保有している主な資格は以下の4つ。(高所作業車などの技能系資格は割愛します)
今回このnoteを作成し公開するに至ったきっかけは、経験を積むにつれて現場でのトラブルについての「ある思い」が募っていったからです。
それは、この“ネットで何でも調べられる”時代に、この分野に関しては分かりやすいまとまった情報が無いこと。確かに断片的な情報はあるものの、それだけで解決には至らないし、そもそも検索にヒットしてこない。
ならば自分の経験と周囲へのヒヤリングをもとに、その集大成を作ってしまおうと思ったんですね。
つまり、実際に現場で起こった内容とその解決策をまとめましたから、配管工(特に経験の浅い方)にとってはバイブル的な内容になっていますよ。
■本書の価格について
本書は有料です。
この2,500円という金額は「本書の事例を利用することで回収できる(価格以上に得をする)」と思っています。この点について詳しくは次の項目(想定読者)の部分をご覧ください。
基本的には「現場でのトラブルや失敗に悩む配管工(監督)」を対象にしています。
自分の腕に絶対的な自信があって全て解決・防止できるという人や、配管に携わらない他業種の人は想定読者ではありません。(絶対に役立たないというわけではありませんが)
現場で配管を施工し(または施工を管理し)毎度のトラブルや事故が本当に疲れる、失敗して親方に怒鳴られるのが嫌だ、なんとかしたいと思っている方が想定読者です。
その理由としては、「現状を改善したい方なら、本書を買ったとしても、最大限に活用することで、“お金を生まない無駄な時間”を無くせるから」です。
また、トラブルを未然に防ぐことで、“本来かかってしまうはずだった無駄な時間”もかからなくなりますね。
要するに、「現場でのトラブルを本気で無くしたい(減らしたい)→本書を買う→徹底的に読み活用しようとする→作業で生産性のない無駄な時間がなくなる→書籍代金は回収できる」という図式です。
私自身、毎日ハードな現場で配管をやっているわけですが、大きなトラブルになることはまずありませんし、ミスもほとんどなくなりました。
これは、現場でやらかしてしまったことや遭遇したことをノートに細かく書いておき、それを度々見返しているからです。
同じ失敗は繰り返さない、そして他の人が起こしてしまった事故も、自分ごとに置き換えて施工の時に気を付ける。ぶっちゃけ、これだけやっていればトラブルはどんどん「0」に近づいて生産性が上がります。
なので、本書もちゃんと読んで現場で活用できる人だけの購入でお願いします!トラブルやミスが減ると配管を楽しく感じられるので、個人的にはオススメですね。
■本書の概要
本書は大きく7つの項目に分かれていて、それぞれの項目に対するトラブルの事例とそれに対する解決策がまとめられています。7つの項目とは以下。
それぞれ簡単に説明しますと、
「配管全般」では配管の施工全般に関わってくるようなトラブルをまとめています。色んな場面で起こりうるトラブルです。
「新築工事」では、大きな流れが決まっている中での多職種や監督とのやりとり、テストに関してまとめました。ある程度規模のある新築に入る方は確実にチェックしていただきたい内容です。
「改修工事」は実に様々な物件(築年数・規模・改修範囲・施工方法など)が対象となり、さらには既存の設備にも気を使わなければなりませんから、想定外のことも起こります。それらをどれだけ事前に察知できるかがカギとなります。
「器具付け」はどんな工事でも最終工程になることが多いため、トラブルが工程の終わりにモロに影響してきます。やってしまいがちな失敗は決まってきますから、しっかり押さえておきましょう。
「怪我や事故」は、現場で実際に起こってしまった内容になります。怪我をすれば労働災害となりますし、怪我はなくても事故として周知会が行われるレベルのものなので、しっかりと確認していただきたい項目です。
「段取り」では現場仕事で不可欠な段取りに関するものをまとめました。材料の注文や配管順序など、自らの首を締めることがないよう注意すべき点となっています。
「道具」は配管に欠かせないものですよね。道具は使い方次第で寿命が全然変わってきますし、間違った使い方をすれば逆に多くの時間を要する可能性があります。ここでは最低限の内容としてぜひ押さえていただきたいものをまとめました。
以上が各項目の簡単な説明になりますが、全体ではかなりのボリュームがあるので、目次をざっと見ていただいてから詳しく見たい箇所に飛んでいただくのが良いかと。
では項目ごとの詳細な目次を見ていきましょう。
■ここからが項目ごとの内容になります↓
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