京都生まれと朝ラーメン
夜行バスで移動して、朝目が覚めると目的地に着いている…ゆっくり眠れず次の日の稼働に影響が出るという方も多いかとは存じますが
家なき子にとって夜行バスは” 第二の住処 ”といっても過言ではなく、また僕は短時間の睡眠で稼働できる” ショートスリーパー ”みたいなものなので…そのあたりはあしからずや
夜行バスで京都に向かうと京都駅の八重洲口(新幹線口)と呼ばれる側に到着する
バスを降り背筋を伸ばしつつ、朝散歩がてら北に歩いて行き、たくさんの線路を越える橋を渡ると朝からやっているラーメン屋さんが2軒並んでいる
第一旭さんも悪くない
というよりそれぞれファンがおり人気を2分している…ちなみに僕は両方食べた上で甲乙つけがたし、が答え
もうひとつは新福菜館さん
真っ黒なスープのラーメンとそのスープで仕上げた炒飯が名物
甲乙の差を分けたのは2018年に他界した中村暁師匠が御用達だったこと…生粋の京都人で能面職人で人間国宝な方の息子さん
京都人は「京都生まれ」にことのほかやさしい…たくさんご縁をいただき感謝しかない
僕は右京区の鳴滝(太秦の映画村の近く)生まれなので…ここはもう外れのエリアで生粋の「京都人」の方から言わせると、京都ではない…みたいな論議もね、あるみたいですけど…中京区のみが正統らしいです
親族の方が他界したことを認めらずいまだにお墓がないとかで、ここに行くのがお墓参りみたいな思いもあり
京都駅の横という立地もあり、東京と京都を行ったり来たりしていた師匠はことあるごとにここのラーメンを食べていた
知り合いを連れて朝訪れると、まだ早かったのか開いておらず外で待っていたら、そっと「どうぞ」と
どうやら僕がこの店がいかに縁があって素晴らしいか語っているのが聴こえたらしい…声がデカいのもたまには役に立つ
朝ここでラーメンを食べると、気力が沸き起こりそのままいつもの重い荷物を背負って鴨川を街中に向けてくてくと歩いていくのが京都での日課みたいなもの
朝はまず白湯(さゆ)を飲め
と勧めていただく機貝…もとい機会の増えた今日この頃、白湯をパイタンと読むならいざしらず、真っ黒な黒湯ラーメンとはコレいかに
いまはコロナ対応などで開店時間が変化してるかもしれませんので訪れる際は事前に確認されたし
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