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ドラマやゲームをおもしろくしちゃう「カタメウチ」という手法

カタメウチって?

ゲーム開発でプロット(全体の構成、地図みたいなもの)をつくるのにちょいちょい出てくる言葉「カタメウチ」

僕らが勝手に使ってただけで、一般的ではないかも…それはさておき「カタメウチ」には漢字違いの「固め打ち」「片目打ち」「硬め打ち」があります

それぞれ違う内容なのですが

特定の個人をクローズアップすることで、ドラマやゲームをおもしろくしちゃう手法のこと

まずは、固め打ち

コレはですね、あえて「ひとりだけ」ドジを踏ませまくったり、運が悪かったり…とりあえず「コイツから厄介なことになるぞ」とフラグを立てる

「ドジキャラを固める」ということから来てるそうです

プレイヤーや視聴者はハラハラしたり、イライラしたり、ヤキモキしたり

そういう効果を狙い撃ちします

で、片目打ち

コレは「絶対に居なくなっては困る相棒」や「愛するパートナー」「チームで重要なメンバー」が死んでしまったり、別れないといけなくなったり、追放しないといけなくなったりするアレです

片目を失うことから来てるそうです

僕の中でわかりやすいサンプルケースは「タッチの和也の突然の事故死」なのですが…もう過去すぎますかね…

それと、硬め打ち

コイツは絶対にそんなことしないだろう…裏切らないだろう…みたいな真面目で実直なヤツがヤラかしたり裏切ったりするアレです

硬い性格、お堅いキャラクターから来てるそうです

この3つの「カタメウチ」を配備しておくと、皆さんも大好物のアレがきます

大どんでん返し!

この「大どんでん返し!」のためにカタメウチをすると言っても過言ではない

現実の世界で活かす?!

はてさて、この手法ですが現実の世界で活かせないものか、と

どの業界だろうと仕事だろうと、目立つと「怖い思い」や「嫉妬やヤッカミ」があったりすると思います

牡蠣の仕事も、漁業なので「利権」や「権利もの」…ときに怖い人も出てきたりしなかったり…(この話はまた別の機貝に)

つまりは生きてると厄介な目にあうこともあるだろう、と

そこでこの「カタメウチ」の出番

日頃からヤンチャでやらかしガチだったり、うまく行ったら平気で恩人を裏切りそうな人物がいたと仮定します

そんな人を自分にとって「かけがえない」「居なくなったら困る」「ベストパートナー」だとみんなが錯覚するように配備する

そうすることで「本当に大切な人」を護ったり「本当のエース」をやる気にさせたりすることができます

その「やらかしくん」も、そのまま「やらかさず」にいれば本当に価値ある人財なわけでになれるわけで、どっちに転んでも負けはない

なのにプロジェクトは確実におもしろくなること請け合い

ハリー・ポッター

いまさらハリー・ポッター(映画)にハマってるんですけど、実に「カタメウチ」がうまい…そりゃおもしろいわけだ、と

一般的な用語を思い出した

そしてこの記事を書いていて…いまさら思い出したのですが「カタメウチ」を皆さんが知っている一般的な言葉でいうと…

「ミスリード」そして「スケープゴート(当て馬)」でした

本日もご拝読感謝

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