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大人になるタイミング

恥ずかしながら「誰かに守られている」という感覚を産まれてからずっと持っている。

父親とはそりが合わないことも多いけど、心のどこかで父は私を必ず守ってくれると思っている。(父の実際の気持ちは分からないけど)
母親とは今でも毎日連絡を取り合うくらい仲が良いし、母親は絶対に私に怒らない。困ったように注意することはあるけど。
二つ年上の姉はとんでもなく優しい。世界で一番いい人だと本気で思っている。
付き合ってきた彼氏は偶然みんな年上で、私は無意識に「甘えれる人」を選んでいる。

娘が産まれて、「いつまでも子供でいたい」と思っていた自分を知った。
恥ずかしいなと思う気持ちよりも、そうやって老いていくのだという悲しみが多い。

私は成長も、年齢に応じた素敵な振る舞いも全て、死に向かっていくことを意識するから嫌なんだ。
ずっと子供でいたいのは、ずっと生きていたいからなんだ。

でも、子どもを産んだ。可愛い大切な娘が隣にいる。

私は大人にならなくてはいけない。

いつまでも甘えていてはいけないし、生きることは死に向かうことだ。

みんないつ大人になったのだろう?

いつまでも子供っぽく自由に生きる年配者もたまにいる。
まだ幼いのに大人のようにふるまう子供もいる。

後者は、そうせざるを得ない環境だったのだろう。

例えば両親を早くに失くすとか。
経済的に厳しい中育つとか。

私の場合は、娘の誕生。
しかも、もうとうに成人を越えている。
お姉さんからおばさんになろうとしている年齢。

大人になるタイミングが人生にはあるのだと思う。
それは人によって違う。

こういうことを小説にしてみたいなと今思いついた。
短編で大人になる瞬間。ちょっと切ないけど、生きることに前向きになれるような。

noteでつれづれなるままに思いを書くと、いろんなことに気づけて良いな。

大人になるタイミングを前向きにとらえていきたい。



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