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子育て中に母、姉と仲が良くなった気がする。

生後五か月の娘がいます。
関東で家族で暮らしていて、母と姉は東海地方にそれぞれ暮らしています。

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出産後、多くの母親と同じく、家で娘と二人きりで過ごすことが多い。

夫の帰りを待ちながら、手抜きの家事をして、お昼寝のつかの間の時間に好きなことをして、娘が起きていれば近くで遊んであげたり、抱っこしながらテレビを見たりしている。

こういう生活が幸せだと思っているけど、やっぱり閉塞感が湧いてくる。
心のどこかで、孤独を感じることも。
そうならないために、支援センターや図書館のイベントなんかに行くようにしているのだけど、そうはいっても自分の思い通りに、自由に動けない日々に、今までとのギャップを感じてしまう。

そんな私にとって、離れて暮らす母と姉は強い味方だ。

元々、家族は仲が良かったけど、妊娠、出産を経て女性同士の繋がりの強さみたいなものを真に感じた。

どんなに夫が優しくても、体験していないから、心から共感することはできないし、子育ての喜びと同じくらい感じる母としての責任の重さ、子育てをしているとどうしても感じる社会から孤立している感覚。
そういうものを具体的に言葉に出さなくても、わかってくれて、さらに家族だから気負わなくてもよい存在。
母はもちろん、姉も二人の子を持つ先輩だから、子育てについて具体的な相談もできる。

だから、私達はほとんど毎日平日はテレビ電話をしている。
時間の空いているだろう16時ごろ。誰かとともなく電話をかけ、忙しくて手を離せないことがあればそれで気にしない。

子供の成長について、幼稚園での出来事、今晩の夕飯。

そんな落ちもない、笑えるわけでもない、生産性のないと言われても仕方がないような会話。

そういう会話が心をふっと軽くすると知った。

私は姉が妊娠した時から、自分が同じ立場になるまで、姉の気持ちを全く理解しようとしなかった。
何十年と長く主婦でいる、母の気持ちなんてなおさらだ。

自分がその立場になって初めて知ることがたくさんあり、よくある言葉だけど、「相手の立場になる」ことの大切さを身に染みて学んだ。

なんてことのない毎日を共有できる相手がいて本当に幸せだな。
そういう機会を多くの人が持てますように。

#わたしの習慣

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