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Baroque life in LA

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LA のマニアックなバロック音楽事情を紹介していきます。Memorandum by baroque mania living in LA
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#La

スキタイ人の行進

これは言わずもしれた名曲です。破れかぶれに弾いております。低音がよく響いて弾いていて気持ちよかったです。「ヒストリエ」の主人公がスキタイ人であることも申し添えておきます。

Rameau on Curtis Berak’s Harpsichord #1

Curtis Berakによるフレミッシュラヴァルマンタイプのチェンバロで、ラモーを弾いてみました。新クラヴサン組曲からクーラントです。このチェンバロはLA在住のビルダーによるものですが、鍵盤に思わず「触りたくなる」魅力を持っています。恐らくLAのコンサートホールの事情に合わせて、弦を弾く爪を固めに調整してあり、大きな音が出ていますが、繊細な要求にもよく反応してくれる楽器です。爪はプラスチックでは もっとみる