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【突然の故障】スマホは私のクリエイティビティの一部になっていた

先日、私の普段使っているスマートフォンが突然故障しました。
電源を切った後に再度起動しようとすると、すぐに画面が真っ暗になり通知ランプが高速で点滅します。
一応、スマートフォンの修理店にも見せに行ったのですが、おそらく基盤故障ではないかとのことでした。

スペックの低いエントリーモデルで長らく動作の重さや不調、ストレージの逼迫等を抱えながらごまかしごまかし使ってきたので、ついにきてしまったかという感じではありますが。
今年中くらいには買い替えたいかなと思っていた矢先の出来事でした。なので、ショックではあるものの思ったよりは冷静に受け止められました。

ただ、当然の流れで起きたとはいえ、外出先でのネット環境や手元のデータ類へのアクセスを突然断たれた私(モバイルSuicaだけはしぶとく使えました)。
感じたのが、スマートフォンはもはや私のクリエイティビティの一部になっているということ。サポートしてくれているというよりは、『一部である』という表現の方がしっくりきます。

もちろんスマホがなくてもできることはあるし、パソコンも持っているし、パスワードマネージャーで管理しているパスワードには問題なくアクセスできます。
とはいえ、何かを探したい・やりたいと思ったときにすぐに情報にアクセスできる、すぐにメモできたり写真が撮れる、すぐにアプリが使えるなど、外出先でもスムーズに私のエネルギーやクリエイティビティを発揮することを考えると、やはりスマートフォンは欠かせない役割を果たしてくれています。

そして、前からスマホと付き合う心構えとして思っていた2つのことに加え、今回 ‘ハザード’ という3つ目が加わりました。

スマホは可能性の塊であり、ノイズの塊であり、ハザードの塊である。

※ 最初は「リスク」だと思っていましたが、端末故障やウイルス感染など何かが起きて初めてリスクとして顕在化するので、どちらかというとハザードかなという結論に至りました。(リスクとハザードの違いの参考サイト


あなたの端末が突然故障したら、盗まれたら、水没したら、どうしますか?
あなたのアカウントが突然凍結されたら、第三者に乗っ取られたらどうしますか?
私を含め多くの人は、そういったリスクについて真剣に考えていないと思います。私もこれまで何台もスマートフォンを新調していますが、こんな故障は初めての経験でした。

もちろん低い確率のリスクを全部挙げ始めるとキリがありませんが、世の中に絶対安全がないことを考えると、備えられる範囲で備える姿勢は必要です。
インターネット接続手段/パスワード管理/二要素認証管理/決済手段/データ管理など、少なくとも2つ以上のアクセス経路を持たないとダメだなと改めて思いました。たとえば、Google Authenticator等の二要素認証コードがセットアップキーによって何度でも復元できるということを、今回初めて知りました。

これらの対策を講じておかないと、端末が死んだときに下手すれば生活のほぼ全てを失ってしまう(あるいは停止してしまう)ことになりかねません。
もちろんバックアップだからといって、アプリデータやパスワードやセットアップキー等の生データをそこらへんに置いておくのは逆に危険ですが、今はデータを暗号化して保管しておけるハードディスクも色々あると思うので、活用していきたいですね。


いや〜でもいい勉強になりました。
10年近く使い続けてきた型落ちのパソコンを数年前にMacに換え、ずっとエントリーモデル(2〜4万円くらいの価格帯?)でやりくりしてきたスマートフォンを、今回初めてミドルレンジのPixelに換えました(iPhoneではないのが私の天邪鬼なところ)。
今頃になって気づくなんて遅えなとは思いますが、やはり普段使いするデバイスはけちらない方がいいですね。自らのクリエイティビティや生きる楽しさを阻害しないよう、最低限ちゃんとしたスペックを備えたものを持たないとダメです。

ニューステージに躍り出るつもりで、デバイス環境やデータ管理を再構築し、新しい自分を模索していきます。


'24/06/16 最終更新

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