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ステージでギターをガーンと鳴らす。

 昨晩はドンマツオ(new)Groupで荻窪にてライブ。ここ二回はソウルフラワーユニオン高木克氏が参加してくれて、ロック度高い演奏が出来ている。高木氏さすがのキャリアで、ほとんどぶっつけながらも巧妙な技を繰り出してくるので、演奏しながらも「ほほぉ〜やるなぁ」とかニコニコしてしまった(感心してて、自分がコード間違えたりして)。ロックは実にオープンで自由な良い音楽フォーマットでありますなぁ。お客さんも演奏の中に入って来てたのではないかな。

演奏後は楽屋にて機材談義。高木氏はアンペッグのヴィンテージ透明ギターに、やはりヴィンテージエフェクター持参で重くて大変と言ってた。レオもなかなかのベースを使っていて、こちらは機材こだわり組。一方、ドラマーオオイはスティックしか持ってこないヤツである。ボクはというと、一応ギターとエフェクターは持ってくるものの、結構行き当たりばったりに、その辺にある物を使うので、こだわりがあるような無いようなである。

 実はボクも、結構年もとったことだし、そろそろ大御所っぽく良い機材にこだわってみっか、と憧れたりしなくも無いのだけれど、結局「そのいいギター、投げて壊したら嫌だなー」とか考えてしまい、持てないでいる。加えて、海外でのツアーを経験すると、様々なシチュエーションで、様々な機材と対峙しなければならなかった経験がある為に、こだわりを捨て、先入観無しに自分の音を出さねばならん、というオブセッションがあるのだと思う…とか色々考えるが、結局は性格というか、ボクの場合はテキトーなだけということなのだろう。良くも悪くも。

 ともあれ、ステージでガーンとギターを鳴らすのは大いなる喜びである。ガーンとやってると、「あぁオレ様も大したものだ」という謎の高揚感があって満たされる。色々な自分がいるが、やはりステージでロックしている自分が一番好きな自分である。昨晩はウチに帰ってからマッタさんと「83歳のやさしいスパイ」という老人映画を見始めてしまい、「うーむオレも一体幾つまでロック出来るのだろうか」と心配になってしまったが、まだあと数年は大丈夫かなー。後悔を残したくないものである。

 次のライブは大阪の親友、ミライノスのサンボと一緒に、いつも楽しい三鷹バイユーゲイトにて!ぜひどうぞ〜

ドンマツオpresents
“ダイスをころがせ!vol.3”
2024.5.18sat
三鷹バイユーゲイト

サンボ+ドンマツオグループ
佐古勇気
Ray?Oh…Needa!!
op19:00 st19:30
ad.¥2500 d.¥3000

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