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月日は百代の過客にして

※自身Instagramへの投稿に加筆修正した記事です。

先日6月24日はコラムニスト小田嶋隆さんの一周忌。

TBSラジオ『たまむすび』の名物コーナー「週刊にっぽんの空気」で知った小田嶋おじさんの、訃報を知ったのも同じくTBSラジオの聴取中だった気がする。

コロナや戦争、悲しい事件、信じられない法案が通る度に、小田嶋さんがご存命であれば何を仰られるだろう?とついつい身体が反応してしまう、私のような人にとってはメンターの一人だったなと今でも思う。

東京四次元紀行/小田嶋隆/イースト・プレス


コラムニストである小田嶋おじさんの最初で最後の小説『東京四次元紀行』は、真実を伝えるコラムニストとしての責務から離れた「文章を書くことの純粋な楽しさ」みたいな表現が踊っていて、それだけで胸にグッと熱く込み上げてくるものがあった。

あとがきの日付が2022年の5月ということは、この僅か一ヶ月強のうちに亡くなっているわけだけど、最後の呟きとなった「東京四次元紀行の感想はTwitterに送って下さい」に、ご存命のうちに感想を送れなかったのだけは悔いが残る。もっと早く本読めるようになりたいね。。

未来は流動的で何も決定などしていない。そう力強く後押ししてくれるような本でした。

p.s.
そう言えば使ってたしおりが、先日惜しまれつつも閉店したときわ書房本八幡店の営業最終日に貰ったもので、ここにも「行く河の流れは絶へずして」を感じたのでした。

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