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【こんなに嬉しいことはない…っ!】『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』完成披露舞台挨拶・最速上映イベントに当選したので通常の3倍の速度で行ってきた

来月3日より全国公開となる『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の先行上映イベントに行ってきた。

当選メールが届いた時は、あいみょん弾き語りツアー武道館のチケットが取れなかった分の運がここで揺り戻してくれたかローチケありがとうそして手数料半端ねぇありがとうございますありがとうございますありがとうございます…!と勇んで発券をしに行った。

手数料……


人知れずククルス・ドアンの映画化決定に高まっていたわたし。

最初に知ったのは去年だか一昨年だか?TBSラジオのアトロク放送内だったか?ちょっと忘れたがマイ・バック・ページズやら何かで来たんだったか?

この辺りの記憶は曖昧だが、安彦御大将がガンダムだけじゃなく、アニメについて、戦争について、一度は折れて漫画を主軸にしたものの、後年アニメ業界に、しかもガンダムオリジンを引っ提げて帰ってきた時の話などをしてた気がする。

曖昧な記憶の話が続いて申し訳ないが、自身が手掛けた作品が興行的に振るわずアニメから離れた安彦監督が、今になって見返してみるとなかなかよく出来てるじゃないかと、過去の自分の仕事を今になって認められるようになったお話なんかがとても面白く、そのクリエイターとしての矜持にもグッときた覚えがある。


お話を聞いた後にちょうどアマプラで配信されていた件の『ヴイナス戦記』を見てみたが、当時のバリ感も味もあったりとても良い面白い作品だった。



その後、出演された『浦沢直樹の漫勉neo』を見たり


オリジン展に行ったりもした。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN展 入口
機動戦士ガンダム THE ORIGIN展より

ああほんとだ、漫勉でやってた通り、マジでモビルスーツとかメカも筆で描かれてる、やべぇ…などと大変に興奮した。


少し逸れるがこのオリジン展、道中含めとても良かった。

まずもって最寄駅の東所沢駅の駅舎が超かっこよくて

東所沢駅構内1
東所沢駅構内2
東所沢駅構内3


地元埼玉出身のアニメーターすしおさんの壁画が素敵過ぎたり、会場となった角川武蔵野ミュージアムが超クールで

角川武蔵野ミュージアム 外観
ところざわサクラタウン周辺
角川武蔵野ミュージアムを持ち上げるザク
安彦良和 画

周辺のサクラタウン含め、感性がビンビンに刺激されるとても良いところだった。

オリジン展には僕のような単独行動低機動型おじさんが量産されていて、みな粛々と原画のひとつひとつを全身に浴びて染み込ませながら、展示のラストとなる僕たちのホワイトベースが落ちるシーンではみんなの悲しみが会場中に広がっていくように感じた。

帰ってきてから暫くは興奮冷めやらず、シャーペン画などで気持ちを繋ぎながら映画の公開を待った。

描いてる途中で気付いたが、シャーペンもガンダムだった

最初、デッサンがぐちゃぐちゃな時に「あれ?この顔、なんか見たことある…?」と思ったら

なんとぉー!

キンケドu、いやシーブック・アノーって、もしかしてアムロをベースにキャラデザしたのかしら?と思う瞬間があった。目を少し離してつり目がちにしたらいけそう。


さて、そんなこんなでようやく昨日、待ちに待ったククルス・ドアンを観てきた。

かっこいい…!

まだ公開前なので内容については触れないが、久しぶりにギッチギチフルハウスの劇場で、まさかファーストガンダムの新作が見られるなんて、まさに「こんなに嬉しいことはない…っ!」
OVAのオリジンシリーズも良かったけど、やっぱホワイトベース隊、いいよなぁ。


帰りの電車は一緒に行った長年のガンダム好きの友人と延々と話し続けて

「にしても令和の今、ファーストガンダムの新作の話が出来るって凄いっすよね」

と言われて確かになぁと、改めてこのユニバースを確立したファーストガンダムの懐の深さを再確認しりもした。

公開は来月3日より。

あー!富野の新作も早く観たい!

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