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2020年の沢村賞は誰が獲るのだろう

新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれたものの、開幕の延期、無観客試合、移動を抑えた同一カード6連戦、超過密スケジュール、リモート応援、実況まる聞こえ問題、段階的な客席の解放、飲食や鳴り物応援の自粛、チーム内でのコロナ罹患や濃厚接触、PayPayドームラッキー7の光景がディストピア過ぎる問題、PayPayドームの名前にもう慣れてる問題、ジャクソンの大麻、今週の杉谷、挙げればキリがないほど壁にぶち当たりまくった日本プロ野球界も、11月14日をもってシーズン全120試合の行程を走り抜けました。

チーム、スタッフ、球界関係者の皆様のご尽力もさることながら、ファンの皆様もみんながみんな何かしらで苦しい思いをした中、それでも試行錯誤の末シーズンを終えられたことを本当に感謝していますし、何より皆様、本当に本当にお疲れ様でした。

東京ドーム最終戦、約一年ぶりに見た30,000人を超える観客の熱視線、坂本選手の2,000本安打達成の瞬間は、今年苦しみぬいた全てのプロ野球選手、ファンと関係者、皆様の気持ちが溢れかえったような熱を感じました。

僕の推しのマリーンズはCS敗退、これから日本シリーズも始まりますが、日本全国では感染者数も増えていますし、段階的に増やした観客席での、感染症対策のフィードバックを含めまだまだ頭を使わなければいけないことは山ほどあります。

そんな中ですが、沢村賞の行方も気になりますよね。
パッと思い付く結果は以下の4つ。

【結果1】優勝チームの大エース、かつ史上初の13連勝、菅野智之
【結果2】竜8年ぶりのAクラスへ導いた45イニング連続無失点男、大野雄大
【結果3】菅野&大野、ダブル受賞
【結果4】該当者ナシ

まぁこの辺が濃厚ですよね。
考察記事なんかも色々書いてる方も多いとは思いますが、自分もざっくりと主な数字をまとめてみました。

沢村賞

自分で打ち込んだものなので数字の間違いが多少あるかもしれません(特に計算式)。その点はご了承下さい。。
沢村賞の選考基準を、試合数が減った2020シーズン用に変換し(120試合相当)達成していれば緑背景で塗りつぶしてみました。

・登板数は、両名とも達成したとみなしても良いかも?
・勝率、奪三振、防御率に関しては両名とも達成(おそらく賞用QSも?)
・勝利数は菅野投手、完投数は大野投手が達成
・達成項目数は互角

このデータを見て、皆さんは【結果1〜4】のどれになると思いますか?
2名とも数字が異次元過ぎて(特にWHIP!)どっちにもあげたい!と思う方も多いかもしれませんね。
ちなみに2名同時受賞は、1966年の村山実(阪神)と堀内恒夫(巨人)、2003年の斉藤和巳(ダイエー)と井川慶(阪神)の2例があるみたいです。

投手が完全分業制となって久しい昨今のプロ野球界で、先発完投奪三振型イニングイーターという時代と逆行してるかのような、その働きに送られる沢村賞の、選考基準を全て満たす投手はかなり出現しにくくなっているが、そんな中で大野投手の10完投という数字にはいやはや、驚きました。

このインパクトで、個人的には大野投手が獲るんじゃないかと思っています。

あとは与死球0とK/BB6.43という数字が、いかにストライクゾーンでの勝負が多いかを表していて、昔の地上波だったら早めに終わって過去の珍プレー好プレーが流れまくりですよね。

少し話が逸れてしまいましたが、2020年の沢村賞、きっとこの先何年も歴代受賞者の欄に注意書きで【※この年は120試合】のような文言が添えられると思うと、それを見る度に「あぁ、この年は、大変だったな。」と思い出すのでしょうか。
沢村賞もそうですが、この苦難の年を走り抜けた全ての選手にも、ありがとうの賞を送りたいです。

あ!あと来年、来年こそは佐々木朗希投手の一軍登板を見たいぞ!!大体さあ、調子が上がらないって何よぉ。。。奥川投手だって投げたんだし、せめて二軍、いやそもそもCS争いがもう少し余裕あれば(ブツブツ…
おっとすみません、取り乱しましたが、沢村賞の予想、皆さんも宜しければ上の表を見ながら考察してみて下さい。

ちなみに日シリ予想は4-1でソフトバンク!でも応援するのは読売!頑張れ!元木さん!

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