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Good Night Music #71

おやすみ前の夜の音楽を、ネタが尽きるまで紹介する企画です。週3回、月・水・金曜日更新。

今回はこちら。

坂本龍一「out of noise」です。

坂本龍一は、ミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ピアニスト、キーボーディスト。
幼い頃から作曲を学び、東京芸術大学大学院在学中の1975年に、スタジオミュージシャンとしてプロの音楽家のキャリアをスタート。
1978年には細野晴臣、高橋幸宏と共にYellow Magic Orchestraを結成する一方で、ソロアーティストとしても活動を開始。
以降、ポップス、映画音楽、CM音楽、現代音楽などジャンルを超えた幅広い分野で活動をしています。

今回ご紹介する「out of noise」は、2009年に発表されたアルバム作品。

静謐さの中に混じるノイズすらも端正な美しさを放つ、まるで宇宙の音を受信しているかのような音世界です。
アルバムの最後に収録されている、ピアノの弾けるような和音が土砂降り雨のように降り注いでくる楽曲も、人の織り成す宇宙の音楽のようです。

坂本龍一の音楽は、ジャンルを超えたとても幅広い楽曲に満ち溢れていますが、どの楽曲に於いても、音の向こう側から沈黙が響き渡るような奥行き感があるようにかんじます。

宇宙空間に身を委ねる心地よさの片鱗を感じさせる音楽です。

よろしかったら、夜のリラックスタイムのおともにどうぞ。

やすらぎに満ちた夜を。

おやすみなさい。



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