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データ活用の進め方 - 4つのステップの詳細編 Part3
はい。ドーモ、みなさんこんにちは。DomoのKotaroです。
これまでの「データの活用の進め方 4つのステップの詳細編 Part1 Part2」を実践することで、皆さんがやりたいことの「目的」、「目標」、「指標」、「改善アクション」が整理できましたね。
読まれていない方は、是非ご一読ください。
前々回の記事:データ活用の進め方 - 4つのステップの詳細編 Part1
前回の記事:データ活用の進め方 - 4つのステップの詳細編 Part2
さて、今回の「データの活用の進め方 4つのステップの詳細編 Part3」は
第3ステップ:“改善”のアクションを起こす為に必要なデータを用意する
です。
定量的に状況を判断するには、データ(数値)が必要になります。
改善アクションを起こすための判断基準となる数字はどこにあるデータを使えば作れるのか、を調べてきましょう。
データの所在をつきとめる
まずは、どこにデータがあるのか、その所在をつきとめていきます。
どうやってつきとめるのか、はデータを作成している人に聞くのが一番です。
業務プロセスとデータの紐付けをしていれば、改善すべきアクションがどこの業務の数字なのかは察しがつくと思います。
であれば、その業務プロセスの数字が登録されているシステムも分かります。
システムがないのならば、誰かが数字を作成していると思われます。
どのシステムにあるデータなのか、誰が作っているデータなのか、が分かれば、システムの管理者や作成者本人にデータの所在を教えてもらいましょう。
情報システム部(IT部、情報シス、DX推進室などの方々)に聞けば大抵わかると思いますよ。
・・・・・
うぅ~ん(-_-;)
めげずに知っている人を探しますか・・・・
取り扱うデータによっては所在を明かせないということもありますので、データ活用のためには、データの所在を知っていて、データを提供する権限を持っている方にはあらかじめ協力いただけるように体制を作って置く必要がありますね。
しかし、本当に所在がだれも知らない、なんてこともあるかもしれませんね。
そんな場合は、まずは皆さんが普段見ている数字を表示しているシステムの画面からコピペをしてみるとか、紙の資料を手打ちしてみるなどをして、見える範囲の数字を電子化してみてください。
たとえ少量のデータであれ、その範囲で検証はできると思いますので、スモールスタートだと前向きにとらえてデータ活用に着手しましょう。
やれないからやらない。やれないという理由があるから諦めてしまうと何もいいことないですからね。
原初データが重要
データの所在が判明したところで、複数あちこちに散在していることがよくあります。
そんな時は、出来るだけ未加工のデータ、一番最初に作成された原初のデータを優先して利用することを心がけましょう。
作りのデータより、システムから取得するデータを優先したほうが、入力ミスが減らせられます。
手作りをしているなら、手作りに使っている元となっているデータが必要です。
担当者が作業したことによって生み出されたデータ(入力したデータ)、手作りの資料を作成するための元となったデータ、これらが「原初のデータ(生み出された最初のデータ)」で、データ活用の上では必要なデータです。
データが汚いから手で補正をしてからじゃないと利用できる状態になっていない、原初のデータは使えない、ということもあるでしょう。
その補正の作業も、可能な限りシステムに任せるようにして、原初のデータをBIツールで利用できるようにしたほうがベターです。
手作業には、どうしてもヒューマンエラーが内在してしまいますし、その手作業が人依存になってしまって、あとあと分からなくなってしまう可能性があるからです。
ということで、原初のデータを突き止めて
、それをデータとして利用できるようにしましょう。
電子データがない、数字じゃないデータはどうするのということに関しては、別の機会に説明したいと思います。
データをどうやってBIツールに入れていくのか、についてはドーモでの解決策の1つをMatzが書いてくれているので参考にしてみてください。
では、次回、第4ステップ:“改善”アクションを起こしやすいように、データの理解がしやすい状態にするにつづきます。。。
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