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自宅の空気環境を可視化してみる

DomoのIchiroです。

コロナ禍が続くなか在宅で仕事をされている方も多いのではないでしょうか。

今回は「在宅勤務の環境をDomoで数字で可視化」してみました。

「在宅勤務の環境を数字で改善してみた」


私の働いているDomoの日本法人でもコロナ後は在宅勤務をしている人が8割を超えている状況です。

私もここ2年ほどはほとんど在宅勤務です。

在宅勤務を始めると自宅の仕事環境をより充実させようというモチベーションが働き、快適な仕事椅子や大型モニターを購入した結果、今ではオフィスよりもかなり快適に仕事ができるようになりました。

自宅の仕事環境管理の一環としてCO2濃度のモニタリングをしたいと思いたち、ネットでいろいろ探した結果Netatmoという空気モニタリングの装置を見つけ、早速設置しデータをとって見ましたので、ご紹介します。

CO2濃度のモニタリングって簡単にできるの?

Netatmoはフランスの会社で日本語サイトは残念ながらありません。(私が調べて限りは)国内のECサイトですと販売終了しているケースが多く入手しにくいので、海外から直接購入するのがおすすめです。ちなみに私はebayが一番安かったのでそちらで購入しました。

Netatmoでは、気温、湿度、CO2濃度、騒音を常に測定し、スマホやブラウザでデータを確認することができます。

実は私の普段使っているDomoにもNetatmoコネクターがあり簡単にデータを連携し取得できますので、Domoでダッシュボードを作成してみました。

CO2濃度を可視化し換気アラートで空気循環


まずは、CO2濃度です。一般的に1000ppmを超えると「眠気」が来て、2500ppmを超えると健康に害を及ぼすと言われていますので、1000ppm以下にコントロールできるように適宜換気をしています。

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1,000ppmを超える場合には顔が黄色になり、2,500ppmを超えると赤くなります。1000を超える場合にはスマホの方にSMSでメッセージが届くようにしています。

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私は普段このメッセージを見て適宜換気をしています。

こちらは定番ですが、室温と湿度のカードです。室温は25℃、湿度は40-60%を目安にしています。

室温と湿度を効果的にトレンド把握


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現在の状況だけでなく、トレンドで見られるのが嬉しいところです。

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こちらはCO2濃度のトレンドですが、昼間はよく換気しているので割と低めを維持していますが、夜中・明け方にかけてどんどん上昇し、朝の換気を受けて下がるといったサイクルが繰り返されているのがわかります。

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こちらは曜日と時間帯別で過去3ヶ月の平均値をとったデータで作ったヒートマップです。平日の昼間は低めの数値ですが、夜中から明け方、特に週末の数値が高いことが一目瞭然です。まあ、夜中は寝ているのでCO2が高くても特に問題はないのですが。。。

こちらは室温のトレンドです。

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こちらは日中は日があるのと、暖房をつけているので温かいですが、夜中は暖房を切っているので低いときは10℃近くまで下がっているのがわかります。

次に湿度のトレンドです。

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冬になり乾燥するようになりました。低いときには湿度30%以下になるときもあるので、少し加湿をするようになりました。

あと、Netatmoでは騒音も計測できるので、こちらもデータを蓄積しています。

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あくまで部屋の騒音なので、朝、会議があったり、音楽をかけ始めると騒音レベルが一気に増えているトレンドがわかり面白いです。

本記事に興味を持たれた方は自宅の空気環境の可視化、是非一度トライいただければと思います。