双子は毎日家に友達がいる
12月8日(日)
先日、初めてUNOをやった。
UNOといえば、小学生くらいの頃にほとんどの人が修学旅行や友達の家で経験するカードゲームだと思う。
UNOをやったことがないってどれだけ友達がいなかったのかと思われそうだけど、そういうわけでもない。
確かに友達の家に泊まりに行った記憶はほとんどない。
友達の家に泊まるなんて気疲れするし、好きじゃないし、必要性を感じなかった。
その理由として、双子であることが大きいと思う。
双子は毎日家に同級生の友達がいるようなもので、学校であった出来事や友達や先生の話、何でも共有できる。
そして、一緒にご飯を食べて、一緒にテレビを見て、一緒にお風呂に入って、一緒に寝る。
その生活に満たされていたし、それが一番楽だった。
中学生くらいのとき、「私は双子であることに甘んじて、友達付き合いをさぼっているのではないか」という危機感を感じた。
少し無理をして、流行っているテレビ番組を見てみたり、音楽を聴いてみたり、意味のない絵文字を使ってみたり。
一方、姉は、妹の方が交友関係が広く良好であるという自覚を持ちつつも、来るもの拒まずの受け身な姿勢で中学・高校時代を過ごしているように見えた。
その結果、特徴を説明するならば、マニアックな友達やファンを持つ姉と、社交的で万人受けする妹が出来上がった。
おそらく、両親も同じ印象を抱いていたように思う。
もしかしたら、双子だけではなく姉妹とか兄弟にも、もう一方を反面教師にしたり、差別化を図ろうとする現象は起こるのかもしれない。
でも、なんだかんだでUNOをする機会が必要ないくらいに、毎日家に同級生がいる快適さに満足していたんだと思う。
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