font タグの解説(Domino DTD)

この記事では、DXLの<font>タグについて、解説します。

<font>タグは、フォント情報を表します。
これは、フォームの文字、ビューの列、アクション、など様々な箇所で利用されています。

属性

$$
\begin{array}{|l|l|l|l|} \hline
\text{属性名} & \text{概要} & \text{設定値} & \text{デフォルト}  \\ \hline
\text{name} & \text{フォント名} & \text{フォント名} & \text{Default Sans Serif}\\ \hline\text{color} & \text{フォントの色} & \text{カラーコード} & \text{\#000000} \\ \hline
\text{size} & \text{文字サイズ} & \text{単位pt} & \text{10pt} \\ \hline
\text{style} & \text{文字のスタイル} & \text{文字のスタイル参照} & \text{標準} \\ \hline
\text{pitch} & \text{ピッチ} & \text{fixed/variable} & \\ \hline
\text{truetype} & \text{truetypeであるか} & \text{true/false} & \\ \hline
\text{familyid} & \text{フォントファミリーID} & \text{16進数} & \\ \hline
\end{array}
$$

※ フォントがデフォルト設定の場合、DXLに<font>タグは含まれません。
※ 文字揃えについては、フォントに対しての設定ではなく、そのフォントがある箇所（フォームであれば段落、ビューであれば列）に対しての設定の為、<font>タグの属性ではありません。
※ DXLのインポート時、pitch、truetype、familyidに関しては、フォント名から設定される為、あまり意識する必要はありません。

文字のスタイル

$$
\begin{array}{|l|l|} \hline
\text{表示値} & \text{値} \\ \hline
\text{標準} & \text{normal} \\ \hline
\text{太字} & \text{bold} \\ \hline
\text{斜体} & \text{italic} \\ \hline
\text{下線} & \text{underline} \\ \hline
\text{取消線} & \text{strikethrough} \\ \hline
\text{上付き} & \text{superscript} \\ \hline
\text{下付き} & \text{subscript} \\ \hline
\text{影付き} & \text{shadow} \\ \hline
\text{エンボス1} & \text{emboss} \\ \hline
\text{エンボス2} & \text{extrude} \\ \hline
\end{array}
$$

※ 複数のスタイルを適用する場合は、半角スペース区切り
※ 設計要素により、適用可能な文字のスタイルは異なります

使用例

DXLの<font>タグは、HTMLとは異なり適用する文字列は含まれていません。適用する文字列を含むタグに対して、<font>タグを関連付けることに注意してください。

以下の例では、フォーム上の「テキスト」という文字に、色やサイズを適用しています。

<par def='1'>
	<run>
		<font color='#FF0000' size='18pt' />
		テキスト
	</run>
</par>