仲介手数料は売買代金で決まる。建売住宅の仲介手数料について詳しく解説します。得する裏技アリ【建売ハウスメーカーの営業マンが解説】
仲介手数料について詳しく知りたい
できれば安く済ませたい
得する方法を知りたい
このような疑問を解決します。
建売メーカー営業マンとして8年間の実務経験を活かして本記事を作成しています。不動産の契約にはほとんどの確率で仲介業者が入ります。
延べ300件以上の取引をしていて、仲介手数料について詳しくなりましたので解説したいと思います。
本記事の内容
建売住宅仲介業者の仕事
建売住宅の仲介手数料は代金の3%
建売住宅の仲介手数料を安くする裏ワザ
この記事の最後には仲介業者とバチバチに言い合いになった事例を紹介します。
仲介手数料について詳しく勉強して、不動産の知識をつけて不安を少なくしていきましょう♪
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このような人は、ずぼらな人でも後悔しない、建売住宅の探し方簡単3ステップ【建売ハウスメーカーの営業マンが解説します】を参考にしてください♪
不動産屋さんの主な仕事
不動産屋さんの仕事は主に以下の通りです。
物件の紹介
物件の案内
相手方との交渉
取引完了に至るまでのサポート全般
住宅ローンのあっせん
家についての疑問点の解消
このような仕事の対価として仲介手数料を支払います。それぞれ具体的に解説していきます。
1.物件の紹介
物件の紹介はお客様の希望の物件を「こちらの物件はいかがでしょうか」このように紹介することです。
時にはお客様の方から、「スーモに載っているこちらの物件は見学できますか」このように言われることも多いです。
お客様の潜在的な要望を汲んで、ピンポイントの物件を紹介するのが不動産屋さんのメインの仕事です。
2.物件の案内
物件を実際に目で見てみたい。このような要望に答えるのも不動産屋さんの仕事です。
案内をする時はその物件に申し込みが入っていないか、検討中のお客様はいるか等、状況を把握してからご案内をします。
更に売主さんにご案内の許可をもらい、鍵の手配などをするのも不動産屋さんの仕事です。
スムーズな案内ができるかどうかは、不動産さんに掛かっています。
3.相手方との交渉
お客様の要望を伝えたり、交渉をしたりするのも不動産屋さんの仕事です。
例えば、「物件の汚れを落としてから引き渡しをして欲しい」という些細なお願いから、「物件価格を値引きして欲しい」という大きなお願いまで。
このような交渉の間に立つのが不動産屋さん業者であり、交渉を成立させるのが不動産屋さんの主な仕事です。
4.取引完了までのサポート
不動産屋さんの仕事は契約するまでではありません。契約してから物件がお客様のものになるまで(所有権移転)。もっと言うと取引が完了した後の相談まで受けるのが不動産屋さんの仕事です。
契約してから取引完了までの間に、ローンの本申し込み、ローンの本承認、住所変更、ローン契約、キズチェック、引き渡しがあります。それらすべてのサポートを行うのが不動産屋さんの仕事となります。
5.住宅ローンのあっせん
お客様が希望の住宅ローンを組む為のサポートをするのも不動産屋さんの仕事です。金利が安い銀行を選ぶのが通常ですが、お客様によって条件の良い銀行は異なります。
それらのアドバイスをするのも不動産屋さんの仕事と言えるでしょう。お客様に安心して無理のない資金計画を提案することで、お客様満足に繋がります。
6.家についての疑問点の解消
お客様の細かい不安まで解消するのが一流の不動産屋さんだと私は思います。
お客様の出したふとした疑問から、何が望みか、どのような不安を抱えているのかを読み取り解消するのも不動産屋さんの大切な仕事です。
建売住宅の仲介手数料は代金の約3%
仲介手数料の代金はいくらなのでしょうか。このような質問を頂くことが多いです。
実は仲介手数料は売買代金によって異なります。更に、仲介手数料はあくまで上限です。なかには交渉によって上限以下で支払うことも。
売買代金が200万円以下の部分
売買代金が200万円超え400万円以下の部分
売買代金が400万円超
仲介手数料は、売買代金を「200万円以下の部分」、「200万円を超え400万円以下の部分」、「400万円を超える部分に」分けて計算し、その合計金額を上限としています。それぞれ具体的に解説していきます。
売買代金が200万円以下の場合
売買価格が200万円以下の部分についての仲介手数料は、
売買代金×5%
となります。例えば200万円の売買代金の場合、仲介手数料は200万円×5%+税=11万円
となります。
売買価格が200万円を超え400万円以下の場合
200万円を超え400万円以下の部分は、売買価格の4%以内です。一般的には以下の「速算式」を使って金額を割り出しています。
売買代金×4%+2万円+税
たとえば400万円で不動産を購入した際の仲介手数料は、400万円×4%+2万円+税=19.8万円
となります。
売買代金が400万円を超える場合
400万円を超える部分の仲介手数料は、売買代金の3%以内です。400万円を超える売買代金の仲介手数料は、以下の「速算式」で計算することができます。
売買価格×3%+6万円
不動を購入する場合は400万円を超えることが多いので、仲介手数料はこの速算式で計算します。例えば1,000万円で購入した場合は、1,000万円×3%+6万円+税=39.6万円となります。
建売住宅の仲介手数料を安くする裏ワザ
建売住宅の仲介手数料を安くする裏ワザは以下の通りです。
仲介手数料を交渉する
誰かの紹介を受ける
売主と直接契約をする
仲介手数料0円の業者に紹介を受ける
それぞれ具体的に解説していきます。
1.仲介手数料を交渉する
仲介手数料は交渉によって支払う金額を安くできる可能性があります。仲介手数料は貰って良い額の上限が定められていますが、上限一杯に支払う必要はありません。
上手に交渉すれば安くできる可能性は充分にありますよ。
2.誰かの紹介を受ける
実績のある不動産会社であれば、知人の紹介を受ければ仲介手数料を安くできる可能性が高いです。
仲介会社からしても、新規顧客を獲得する労力がないので安くしてくれるというわけですね。
3.売主と直接契約をする
仲介業者を挟まず、売主と直接契約をする方法があります。少しハードルは高いです。
4.仲介手数料0円の業者に紹介を受ける
数ある業者さんの中には仲介手数料が掛からない業者さんがいます。
仲介手数料を安くする方法についてもっと詳しく知りたい人は、建売の仲介手数料は無料にできます。具体的な値引き方法と裏側を解説します【建売ハウスメーカーの営業マン直伝】を参考にしてください♪
建売住宅の仲介手数料についてのまとめ
建売住宅の仲介手数料について詳しく解説してきました。
建売住宅仲介業者の仕事は以下の通りです
物件の紹介
物件の案内
相手方との交渉
取引完了に至るまでのサポート全般
住宅ローンのあっせん
家についての疑問点の解消
建売住宅の仲介手数料は以下の通りです。
売買代金×3%+6万円+税
建売住宅の仲介手数料を安くする裏ワザは以下の通りです。
仲介手数料を交渉する
誰かの紹介を受ける
売主と直接契約をする
仲介手数料0円の業者に紹介を受ける
いかがでしたか?皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
自分に合った家を探したい
購入後に支払いで苦しみたくない
後悔したくない
このような人は、ずぼらな人でも後悔しない、建売住宅の探し方簡単3ステップ【建売ハウスメーカーの営業マンが解説します】を参考にしてください♪
仲介業者さんと言い合いになった事例
引渡しの期日を守るために、書類の提出について何度も確認をしていたところ、担当仲介が怒りの電話をしてきたことがあります。
電話で大声で罵声を言ってきました。こちらも確認をするのが仕事だと口論になりましたが、お客様には迷惑は掛からず無事取引完了となりました。
イライラするのはわかりますが、仕事なので期日をキチンと守ってもらうことが大切ですよね♪
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。
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