【映画感想】『マイ・プレシャス・リスト』
こんにちは!
今回は映画『マイ・プレシャス・リスト』について感想を書いていきます!
観ようと思ったきっかけは主人公の女の子ですね。
最初見た時はビリー・アイリッシュにそっくりで彼女が主演を務めたのかと思いました。
またリストに書かれているミッションを完了させるという話なので、私も今同じことをしていたので親近感を持ち、観るきっかけになりました!
今回もネタバレがあります。
あらすじ
ハーバード大卒の天才ながらコミュニケーション能力がゼロというヒロインの心の成長を描く。ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリーはIQ185でハーバード大学を飛び級で卒業した超エリート。しかし、コミュニケーション能力に欠け、屈折した性格の彼女は、友だちも仕事も持たずに暮らし、唯一の話し相手はセラピストのペトロフだけだった。ペトロフはキャリーにリストを渡し、そこの書かれた6つの仮題を1カ月でクリアするように指示を出す。半信半疑ながらも、それらを実行していくキャリーは課題を通して、自分自身の変化に気づいていく。キャリー役を「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「ミニー・ゲッツの秘密」のベル・パウリ―が演じる。監督はプロデューサーとして「さよなら、僕らの夏」などを手がけ、本作が長編初監督作品となるスーザン・ジョンソン。
(※映画.comから引用)
感想
いわゆるこじらせ系女子の映画でしょうか。
ただ映画を見ていると日本映画のこじらせ系ともまた違う様な気がします。
離婚した父親は天国に逝った母親と自分を愛していない、一番の宝物を託した初彼(教授)と上手くいかなかった。
そういった人間関係に傷ついていた最中の彼女のお話だと思います。
人間不信になった状態では仕事にも精が出ないでしょう。
ずっと働かずに読書をしていた彼女は金銭的理由で働くことになり、その際に担当のセラピストにリストを貰います。
☑︎デートをすること
☑︎動物を飼うこと
☑︎友達を作ること
☑︎昔好きだったことをする
☑︎お気に入りの本を読む
☑︎誰かと大晦日を過ごす
といった6つの内容になっております。
最初は渋々と実行していました。最後の最後まで渋々でしたが(笑)
彼女は倫理観と道徳を大切にしているため不倫について反対している場面が多く見られます。
不倫を称賛する訳ではないのですが、人の心は複雑だということを学んだ彼女でした。
「人の心は複雑だ」と学ぶことは相手を許すためだからでしょうか。
私は自分自身をも許すことになると思います。
不倫をしていなくても行動と頭と心が裏腹になり、複雑なことはたくさんあると思います。
友達になった同僚のパーティーにきてもやっぱり自分はパーティーが好きじゃないから帰るのも複雑な心境でしょう(映画では様子はありませんでしたが)
そういうことを学ぶのが彼女を大人にしていったのだと感じました。
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