【映画感想】一度死んでみた


こんにちは!

今日は映画『一度死んでみた』の感想を書いていきます!

コメディ映画になっていて、友達、恋人、家族みんなで観れるような作品になっていました〜!

出てくるキャスト陣も豪華でびっくり!ほんとちょい役に佐藤健さんや城田優さん、西野七瀬さんも出演しています。

ウォーターボーイズ世代の私としてはコメディ映画で妻夫木聡さんが出演しているのも個人的に嬉しかったですね!

※今回もネタバレを含みます。

あらすじ

 野畑七瀬は製薬会社社長を務める父・計(はかる)が大の大っ嫌い!科学者になって欲しい父を尻目にデスメタルバンドで父親をdisる日々。そんな時、計は社内スパイを炙り出すために偶然開発された「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲む。社内スパイはそのまま父を亡き人にする計画を企てる。七瀬は七瀬の監視役である秘書の松岡と共に父を生き返らせるミッションに挑む!

感想

 とーっても面白かった!

日本の邦画コメディで笑ったのは久しぶりでした!

コメディなので多少無理やりなところもあるけど、流石にそれはないでしょ・・・って冷めちゃう感じもなかったし、細かいボケでしらけることもなかったです。

コメディ映画っていかに見ている人をファンにできるかによると思うんです。

できないと「いや、こんなことありえないでしょ」「寒いわ〜」といった完全に冷めちゃってるモードで観ることになる。

コメディだからこそ倫理観や道徳観をしっかりするって大事だなぁと改めて感じました。


個人的に好きなシーンは父親の計が存在感の薄い松岡に「存在することとは」について持論を話しているシーン。

「悩んでいる時点で君は確かに存在しているということ」

「目に見えるということが存在するということではない、大事なのは存在する目的。何の為に生きるのか。それがない人は存在しない。死んでいるのと一緒だ」

と松岡に話します。

これは父親に反抗して自分のやりたいことが見つけられていない七瀬の将来の話に繋がってきます。計に対して誤解をしていましたが、それなりの理由があって七瀬は反抗していました。ラストで綺麗にまとめているのも良いですね。


「目に見えないからものこそ大切だ」

「生きているうちは当たり前だと思っていたけど失ってから初めてきづく」

といった内容をキャラクターを使って上手く表現していました。


また広瀬すずの通る声や吉沢亮の少し暗い雰囲気を上手く使っている作品だと思います!


緊急事態宣言、ステイホーム中にぴったりの作品DEATH!

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