丈宅で犬を迎えた。
直と共に王国の番犬になるべく、歴史的にも血統的にも番犬に相応しく忠誠心の強い犬を選んだ。
夕飯の時間、俺→音羽→直→犬→丈の順番で食べ始める。犬はいずれ序列を理解するだろう。
直も犬と並んで犬食いだ。俺の前で犬でいられて嬉しそうだ。
犬はヴィルヘルムと呼ぶ。

王国に憧れ王国を讃美する者達を祝福する。 王国の栄えを祈る者達に幸いあれ。