マガジンのカバー画像

どめすの読書記録

32
読んだ本のアウトプットを行っています。
運営しているクリエイター

#どめ書

【読書記録#7】『エレファントヘッド』白井智之

今まで本をあまり読んでいなかったので、著者の白井智之さんを知らなかったのだが、近くの本屋のミステリ大賞みたいな特集の中にあったため、ジャケット買い。 もしかしたら読んでいない人がこの記事を見てくださる可能性もあり、滅多なことは書けないのだが、展開が非常に読めず、読み進めると「次はどうなるんだ!?」というわくわく感がとどまることを知らなかった。 いつも通り通勤時に読んでいたが、心拍が上がるのを感じられるほど魅力的な作品だった。作品紹介にもある「多重解決ミステリってなんやねん

松岡正剛×津田一郎『初めて語られた化学と生命と言語の秘密』どめすの読書記録#2

数学の魅力をつかむことなく学生時代を終えてしまったどめすです。 今回表紙と表紙裏の文言に釣られて、表題の本を買ってしまった。 ↓裏はこんな感じ。 「まだ答えの出ない最高の難問に挑む!」 こんなことを書かれていたのでどんな本かと気になって購入。 中身をそれほど見ずに買ってしまったので、本書の内容が非常に学術的なことに気づくことができなかった(ちょっとした後悔)。 いわゆる文系といわゆる理系、その双方でエキスパートがお互いの視点を持ち寄って世界の解釈について対談を行ったもの

寺山修司『あゝ、荒野』読了 どめすの読書記録#1

通勤時読書勢のどめすです。 2週間ぐらいかけて読み終えた寺山修司『あゝ、荒野』について簡単に感想残していきます。 前提として、投稿主は寺山修司の作品に触れるのが初めてかつ、読書習慣がそこまで定着しているわけではないことをご了承ください。電車通勤するときの往復30~40分ぐらい、きりがよいところまで読み進める程度です。 そんな学生ぶりぐらいに少しずつ読書するぞ!と息巻いているアラサーの感想です。 まず読んでみての第一印象が、語彙力豊富~!(陳腐)。「言葉の錬金術師」と呼ばれ