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アンダーワールドのすゝめ

お待たせしました

はじめに

今まで書く書くと言ってなかなか書かなかったワケですが
一言で言ってしまうとゲームに必要なものを持っていなかったからです
やろうって言ってる身の人間がそれはどうなんだと思って書くに書けない。
という話でした
ですがこの度最新版のデスゴージのスターターセットを購入したので
晴れて記事を書けるようになりました。
そして実際に会える関係の人間にはこれを言えるようになりました
やろうぜ、アンダーワールド


ウォーハンマーアンダーワールドとは

ファンタジー側ウォーハンマーのAoS(エイジオヴシグマー)の世界観で
展開されているボードゲーム的なウォーハンマーのゲームです。
AoSの通常のゲームや世界観が共通しているウォークライとの異なる点は

  • 特殊な目が彫られている専用の6面ダイスを使うこと

  • メジャーやテレイン(障害物)を使わず、六角形のマス目が描かれた
    専用のボードを用いて距離や遮蔽を設定すること

  • 様々な効果を発揮するカードで構成されたデッキを使うこと

と言ったところで、ゲームシステムがかなり異なります。
前回のウォークライの記事でも言いましたがボードゲーム的な側面が強く
また、カードゲーム的な要素も多く含まれています。

おすすめポイント

  • プレイ時間が短い

  • メジャーやテレインを使わない

  • 編成を考えなくてもよい

  • スターターセットに必要なものが全て入っていて、すぐ遊べる

  • 他のウォーハンマーのゲームと比べて安価である

  • ほどほどに真剣になれ、メチャクチャ楽しい

一つずつ解説します

プレイ時間が短い

ある程度ルールに慣れてくれば、最大一時間程度でゲームが終わります
ルールの解説はこの記事ではしませんし、今後するかは未定ですが
アンダーワールドは決められたラウンド数があるため、泥仕合になって
ゲームが長引くということがあまりありません。

メジャーやテレインを使わない

見たまんまですが、ミニチュア同士の距離を測るためのメジャーや
遮蔽や高低差を生むテレイン(障害物)をアンダーワールドは使いません
そのため、それらを用意したり、持ち運んだりする必要がなくなります。
また、専用のボードもだいたいTCGを遊ぶくらいのスペースに収まるため
かなり小規模なスペースでも楽しむことが出来ます。

編成を考えなくてもよい

他のゲームではリーダーやバトルラインなどの編成条件
ポイント上限やユニットごとのポイント等を考える必要がありますが
アンダーワールドは使うミニチュアが一つのキットにまとまっており
それらを入れ替えることは出来ないため、編成について頭を悩ませたり
ルールブックとにらめっこしたりすることが無いです。
ミニチュアの編成を変えることは出来ませんが、デッキのカードの内容に
関しては変更することが出来ますし、ミニチュアのペイントに関しては自由であるため、自分の戦略を考えたい人や個性を出したい人も安心ですね。

スターターセットに必要なものが全て入っていて、すぐ遊べる

他のゲームでは障害物やメジャーは簡易なものであり、必要に応じて
アイテムを買いそろえる必要がありますが、アンダーワールドでは
スターターセットに以下のものが同梱されています

  • ルールブック

  • 専用ダイス

  • 専用ボード二枚(両面仕様なので実質四枚分)

  • ゲームに用いるカウンターやトークン類

  • ミニチュアセットとデッキが二人前

アンダーワールドのミニチュアはスナップフィット式のプラモデルなため
接着剤不要で組み立てることが可能です。
そのため、ミニチュアを組み立てればすぐにゲームを遊ぶことが出来ます。

他のウォーハンマーのゲームに比べて安価である

入門用のスターターセットが8800円
上級者用最新スターターセットが14600円
上述した通り、必要なものは全てスターターセットに入っているため
最低限これだけの初期投資で始めることが出来ます。

私がそうであったように、周囲にアンダーワールドを遊んでいる友人や
アンダーワールドを遊ぶことの出来るお店などがあれば
必要なものを借りて遊ぶこともできる場合もあるでしょう。
その場合は5600円くらいのウォーバンドセットを買って
ミニチュアとカードデッキだけを用意して遊べたりもします。

ほどほどに真剣になれ、メチャクチャ楽しい

最重要項目
準備が比較的楽に始められる割に、ゲーム体験が濃密に感じました。
ウォーバンド毎に戦術や戦法、目標が異なってくるため、それぞれに適した
行動を考えたりするのが楽しく、ダイスの目によって展開が変わってくる為
同じウォーバンドを使っていてもいい意味で同じ展開になりにくいので
飽きが来にくい印象があります。
また、お互いのウォーバンドがちゃんと機能する(デッキが回る)と
かなりの接戦になるため、白熱した試合が自動的に展開される気すらします
カジュアルな対戦ゲームとしては、かなり楽しい面が強く感じられるのが
アンダーワールド最大の魅力だと私は思います

裏を返せば

  • 一時間程度でアッサリ終わってしまう
    逆に一時間はかかってしまう

  • 遮蔽や距離の概念が希薄であるため、それらを活かしにくい
    (ないわけではないのだが、避けてしまいがちで機能しない)

  • 編成の自由度が低い

  • スターターセットを買わなければ必要なものが手に入らない

  • 安価と言ってもウォーハンマー基準であるため
    なんだかんだ2万円くらいは初期投資にかかってしまう

等のマイナス面があります。
特に四点目はウォーバンドセットから始めた身としては大きく
馴染みの相手やお店以外でのアンダーワールドのプレイに心理的な障壁を
感じてしまったり、スターターセットを買うまでに時間がかかったり
この記事を書く書くと言って書かなかったりしてしまいました。
でも、マイナス面よりプラス面の方が勝っていると思います
(少なくとも私は)

二種類のスターターセット

上述した通り、アンダーワールドのスターターセットは2種類あり
8800円の入門用セットと14600円の最新スターターセットがあります
ゼロから始める場合はどちらを買っても大丈夫です。
(どうせ両方欲しくなります)

とりあえずやってみたいという方は安い入門用の方を買うといいでしょう
年末年始に家で出来るいい暇つぶしくらいにはなると思います。
周りにゲームショップがあったりやる相手がいて少しでも差を埋めたい
といったモチベーションあふれる方は高い最新の方を買いましょう
地味にこのゲームシーズン制なのでイベントで使える/使えないが
発生したりもするんですが最新版のスターターセットは向こうしばらくは
そういうこともないでしょうし

また、スターターセットの箱にはプレイ人数2人と書かれていますが、
4人までなら多人数戦も出来る為

  • 入門用を買ったら面白かったので最新版も買いたい

  • シーズンが変わって新しいセットを用意しなければいけない

などの場合でもそれまでに買ったものは無駄にはなりません

そもそも対面式のボードゲームなため、友達などと遊ぶときは
シーズンとか細かい事気にせず使い続けることだって全然問題ないです。

その他オススメ製品

DAGGOK'S STAB-LADZ

画像はウォーハンマーコミュニティより引用

来年発売されるウォーバンドセット
細マッチョオークメン達
新商品であるためシーズン等を考えなくてよく
恐らく魔法の類も使わないだろう集団な為
扱いやすく、導入しやすいセットであると思われます
また、クルールボゥイという勢力に所属しているキャラなので
AoSペイントツールセットで必要な色がほぼ揃うため、
ウォーハンマーの魅力である「作る、塗る、遊ぶ」を
体験しやすくなるのが個人的なオススメポイントです。
(同じ理由で入門用スターターのストームキャスト達もオススメ)

スカビックの疫病群

画像はウォーハンマーコミュニティより引用

病原菌をバラまくネズミ軍団
ひとつ前のシーズンの製品なため、イベント等でも使用可能
でもそんなことより最大のオススメポイントは
扱いやすくてなおかつ強い
アンダーワールドでは将棋の成りやチェスのプロモーションのように
条件を満たすと駒が強くなるシステムがあります。
スカビックの疫病群はその条件が満たしやすく
強い状態を早く維持することが出来ること
またそれによって目標も達成しやすくなる

そのため、ゲームに勝ちに行きやすい強いウォーバンドだと思いました。
ただし、入門用スターターでは入っていないアイテムを使う必要があるため
そこの用意が無い人は高い方のスターターセットの購入を検討しましょう。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます
長々と語りましたがアンダーワールドは

  • ボードゲームが好きな人

  • カードゲームが好きな人

  • プラモデルを作るのが好きな人

など幅広い層にウケることの出来るゲームだと思っています。
独自性が高い為、アンダーワールドだけを楽しむのもアリですし
ここからウォーハンマーを始める入口としても機能しうるため
やろうぜ、アンダーワールド


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