4月18日(木)日記

朝、目が覚めて
生ハムが急に食べたくなったのでスーパーへ。

スーパーに入り、生ハムを探す。

ハムコーナー、おつまみコーナー、生コーナーを探すが、見つからない。
店員のおばさんに聞いてみることに。
「すいません、生ハムってありますか?」

するとおばさんは
「懐かしいねえ…昔はこの辺りでもよく取れたんだけどねえ。今はてんでだよ」
と言った。

おかしい。たぶん何かと聞き間違ってしまったんだろう。僕も緊張して声が小さかったかもしれない。
もう一度大きい声で聞いてみると

「懐かしいねえ…昔はこの辺りでもよく取れたんだけどねえ。今はてんでだよ」
と言った。

おばさんはもう当てにならない。壊れた肉の塊だ。

別の店員さんに聞いてみることに。

おじさんの店員を発見。
生ハムのありかを聞いてみると、

「ここに生ハムなんてねえよ。キリエばあさんなら1枚くらいは持ってるかもしれねえな。だがあのばあさんの家に行くのはオススメしないぜ。何をされるか分かったもんじゃねえからな。もしどうしても行きたいってんなら『アミリの実』を持っていきな。あのばあさん、アミリに目がねえからよ。」
と言われた。

急にいっぱい喋ってびっくりした。
アミリの実を持ってキリエおばさんの家にいくと生ハムが貰えそうな気がしてきた。

アミリの実を探すため、スーパーを出る。
すると、スーパーを出た瞬間

「きゃ~!ひったくり~!」
と女が叫び、一人の男が走り去っていくのが見えた。

女に話を聞く。
「カバンには父に渡す大事な薬が入ってるんです!どうしたらいいのやら…もし取り返してくれたらお礼にアミリの実を差し上げます!」
とのこと。

ひとまずひったくり犯の後を追う。

曲がり角を曲がると、ひったくり犯を発見。
ひったくり犯は
「ま、まずい!」
と言いながら次の曲がり角へ走っていった。

後を追い、曲がり角を曲がるとひったくり犯を発見。
ひったくり犯は
「ま、まずい!」
と言いながら行き止まりの方へ走っていった。

行き止まりの方へ行くと
ひったくり犯は
「行き止まりだと!?こうなったら仕方ねえ!かかってきやがれ!」
と言い

戦闘になった。

ひったくり犯のひったくりパンチ。
僕の腹部に直撃。

すると、近くにいた知らないおじさんが
「38ダメージ!!」と叫んだ。

僕もキックを放つ。
ひったくり犯の太ももにヒット。

するとおじさんが
「7ダメージ!!」と叫んだ。

どうやら僕の攻撃力が弱い。
このままではまずい。

ひったくり犯のひったくりチョップ。
僕の脳天を直撃。

おじさんは
「クリティカル!58ダメージ!!」と叫んだ。

普通に闘っては負けてしまう。
僕はなんだか自分が魔法キャラなのではないかという気分になった。
なぜだか分からないがそういう気分になったんだ。

僕はひったくり犯に手を向け
「ファイア!」と叫んでみた。

するとおじさんが

「どうした!!!」と叫んだ。

気がつくと僕はベッドの上にいた。
財布を見たら所持金が半分になっていた。

めちゃくちゃ嫌やったなあ。

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