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初日満員御礼!『王国(あるいはその家について)』初日をご覧いただいた方々のご感想をご紹介。
こんにちは、『王国(あるいはその家について)』無事初日上映を終えて、たくさんのご感想を頂いています。
X上ではすべてをリポストするわけにはいきませんので、今回はXでのそれらの感想をまとめましたのでご覧ください。
本日12/9の上映回、もうまもなく予約で満席となります…!本日いらっしゃる予定の方は、事前予約をして来て頂くことをお勧め致します。
— 『王国(あるいはその家について)』 12/9(土)から20:00~ポレポレ東中野 (@Domains_movie) December 9, 2023
予約はこちらから➡︎ https://t.co/QG3HOI4AwE pic.twitter.com/pAtZjy7CUs
既に3〜4回くらい観ているので初週は未見の人に…と思ったら満員。『王国(あるいはその家について)』もっと広まれ広まれ…!
— 花火 (@Drii_noche) December 9, 2023
王国(あるいはその家について)@東中野 冒頭で全体像を示したあと、そこに至る細部が断片化されて執拗なまでに反復される。一切の説明なしに延々と繰り返される対話は異化効果抜群で前衛劇のような緊張感がありながら難解さはなく、カチンコすら説明的に感じるほど演技そのものが立ち上がってくる。
— starbuck (@tobetwenty) December 9, 2023
凄かったあ、、疲れた。
— いわくも (@macco37) December 9, 2023
映画『王国(あるいはその家について)』のレビューを書きました!(ネタバレあり) https://t.co/aPeEth72NP #Filmarks #映画
草野なつか『王国(あるいはその家について)』 at ポレポレ東中野
— ジャカルタ/KT/(白いチョーク) (@jindongKT) December 9, 2023
Natsuka Kusano ‘Domains’
遂にスクリーンで『王国』を。ヤバい映画。
孤独な支配者澁谷麻美が、あたかも宣言書よろしく手紙を読み上げる最後のシーンが圧巻。
影の支配者笠島智の能面のような表情が怖かった。 pic.twitter.com/2369OqwhMR
いい映画はみんなそうなんだけど、映画のすべてを始まりからオシマイまで全部なぞりたくなるし、見てる時に考えてること、連想したこと、体の感覚、映画を見る前にしてたこと、今日の朝からのこと、等々、あらゆることを感想としてぶち込みたくなる。すべてに意味を感じる、感じたくなる。
— いしあいひでひこ(60)インテリ (@andre1977) December 9, 2023
『王国(あるいはその家について)』
— ボーダー (@steel_soul24) December 9, 2023
退屈に思える反復により、役者の身体性が変化し物語として立ち上がる、演技の本質とも言える瞬間が克明に記録されていた。その反復の過程で監督と役者、監督との間に暗号回線は開かれて、本編で描かれない本作の完成形が観客の頭に王国のように築かれる。名作です。 pic.twitter.com/BPd3SjNstm
王国(あるいはその家について)
— 関田 育子🦦 (@ikuko0793) December 9, 2023
なぜだか、ずっと嬉しかった。
みれて良かった。 pic.twitter.com/mCT0SWbwRs
草野なつか監督の「王国(あるいはその家について)」すごい映画だった。声の映画だった。「ドライブ・マイ・カー」と2本立てで見ると良さそうだ。
— 杉本穂高@初書籍「映像表現革命時代の映画論」12月20日!! (@Hotakasugi) December 9, 2023
映画「王国(あるいはその家について)」を映画館で観ました
— Yui Ishihara (@GreenArchi) December 9, 2023
今回逃げ場のない映画館で100%の状態で観るのがすごく怖かったのに、予想に反して情報量に耐えられて、シナリオ自体がより深く入ってきて面白い体験でした
まるで私も観る役をつくっていくような感じ https://t.co/FJGYk0ciL4
『王国(あるいはその家について)』同一のシーンの台本読みとリハーサルを何十回と繰り返すことで演技が生成される瞬間を目撃させる、というのは未知の体験だった(個人的には演劇っぽい演技を見るのが苦手だが)。手紙の朗読で言及される「王国」の概念に坂口恭平の『現実脱出論』を連想した。
— gu (@iknegadihcu) December 9, 2023
草野なつか監督『王国(あるいはその家について)』数年ぶり2回目。実験的映画にしてある発明だと改めて。長尺になるのは仕方ないです。 pic.twitter.com/o4xAYoq4cN
— ポール🐇 (@paul_tsuruoka) December 9, 2023
『王国(あるいはその家について) 』
— oosa (@xv08nx) December 9, 2023
監督: 草野なつか
フィクションと言えど実際に俳優は身体を動かし声を発する
作品が制作される舞台裏、普段見ることのない、俳優が役を獲得していくプロセス、身体変化を生々しく捉えた作品
ドキュメンタリー形式に囚われない俳優ドキュメンタリー映画 pic.twitter.com/7RsKafKA7x
『王国(あるいはその家について)』
— 宇都宮 勝晃 / Shhh inc. (@kUtsunomiya) December 9, 2023
二時間半のうち冒頭と終盤のみフィクション。以外の約2時間はリハの繰り返し風景という削ぎ落とされたスタイルの挑発性。
そして繰り返しのリハを経て身体化された「声」と、ぐわっと出現する現実と虚構を混ぜ合わせた広大な脳内風景。
茶室のような作品だった。
ずっと観たかった『王国(あるいはその家について)』鑑賞。とんでもない作品を観てしまった…という衝撃と、ここまで観客を信じている作品はないなという感動が一気に押し寄せる。上映期間中にもう一回観たい…次はシナリオブックを読み込んでから。@Domains_movie
— Shiori Sekine (@lemonbasil_ss) December 9, 2023
映画の感想なんていろんなやりかたがあっていいし、「王国(~)」のような映画ならばなおさらだから、公式に出回るような、かたちの整ってるようなもの以外の感想も読んでみたいな。 https://t.co/5zqirNJnqc
— 鈴木並木丨普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」 (@out_to_lunch) December 9, 2023
「王国(あるいはその家について)」上映初日、知った内容だし内容が内容なので、もしかしたら飽きたり眠くなったりするかなと警戒していたが、今回も引き込まれた。映画の構造的にも、またお話そのものの内容も根源的かつ答えの出ないものだからなのかな、と解析。
— galley(428-47) (@dmdmtmt) December 9, 2023
監督、キャストの舞台挨拶もあったが、おもしろい話をたくさん聞けたし、お客さんもウンウン頷きながら聴いている人が多かったので、良い場に居合わせたなと。ハマる人はいろいろ話したくなる映画とも思うので、来週からのトークイベントも全部行きたいのだが、岡田さんと濱竜のとこは行くつもり。
— galley(428-47) (@dmdmtmt) December 9, 2023
なんで『王国(あるいはその家について)』という映画を思い浮かべるときにこういう夜明け前みたいな光景を思い浮かべるんだろうかと思っている。渡邉さんのカメラのせいなんだろうか pic.twitter.com/MzgZmjgkWw
— hidetake yuki (@yuk8823) December 9, 2023
「王国(あるいはその家について)」は、映画って何? 演じるって何? 撮影って何? 録音って何?といったつくり手側の根源的な問いから、人の声って何? 顔って何? 家族とは? 愛とは?といった普遍的な問いまで、観る人によって思索がとめどなく湧き出て止まらなくなる映画かもしれない。
— galley(428-47) (@dmdmtmt) December 9, 2023
『王国(あるいはその家について)』:『SHOAH』や『BLUE』のように観る者の想像力を信頼した作品であり、映画と鑑賞者が対話することで成立する。その際にマクガフィンである「グロッケン叩きのマッキー」が、好奇心を刺激し、笑いにまで昇華させる。大傑作! pic.twitter.com/TnqXJ2fd6s
— che bunbun🐝 『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』パンフ寄稿 (@routemopsy) December 10, 2023
『王国(あるいはその家について)』。読まれるだけのテキストに身体性を与えるのに俳優の体の動き以前の、単に視線を向けるというアクションがあるのだと思った。これは視線の映画でもあるのだ。街を走る車窓の風景も、それに注ぐ視線によって登場人物らの空間になっていくのを、私たちは追体験する。 pic.twitter.com/QqSKcBSY6G
— 寺本郁夫 (@melancholia2011) December 10, 2023
『王国(あるいはその家について)』。初めは頁を繰る紙の音が人の声に被り、やがて人の身じろぎの音が声に重なり始める。言葉が文字のテキストからどんどん身体的なものに移行する過程を示す音の変化を、監督は当初から、あるいは撮影の過程で意図したのか?アフタートークの時間切れで、質問叶わず。 pic.twitter.com/p2VwE3aTLW
— 寺本郁夫 (@melancholia2011) December 10, 2023
『王国(あるいはその家について)』@ポレポレ東中野
— 髙津和泉 (@takatsu_izumi) December 10, 2023
観客に向かって放たれる暗号通信。完成しない映画のメイキング映像あるいはフッテージを提示して、受け手の記憶や想像を働かせて完成させる実験映画のようでもありドキュメンタリー映画のようでもあり、刺激的な鑑賞体験でした。 pic.twitter.com/U8r346VLeo
昨晩ポレポレ東中野にて観てきました「王国(あるいはその家について)」。リハの様子をそのまま映画にしたという実験作。説明しづらいのですが、ブツぎりシーンが続く中ミステリアスな脚本の面白さが伝わる編集は凄い!緊張感ヒリヒリの150分!写真はトークショーに登壇の監督&P、演者の皆様。 pic.twitter.com/mwAp6CMGPG
— 映画ごときで人生は変わらない (@KYOROKO2023) December 10, 2023
本番として映っていたら、この映画がどうなっていたかを想像してみると面白い。シーン番号とタイトルをコールしていくスタッフ(助監督の平波亘氏?)の乾いた声が印象的。
— ジャカルタ/KT/(白いチョーク) (@jindongKT) December 10, 2023
自室での手紙の朗読を挟んで、リハ最終日での澁谷麻美のアップが、150分間の最後にこちらのとどめを刺しにくる。
【雑談】大傑作『王国(あるいはその家について) 』がついに公開されたよ! https://t.co/8Q8ropzPX8 @YouTubeより
— che bunbun🐝 『ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023』パンフ寄稿 (@routemopsy) December 9, 2023
さっきスペースで話した内容アーカイブしました。
『ちっちゃいサムライ 三浦正雄の子供時代』『広島を上演する』観たくなりました! pic.twitter.com/f0KLfebr79
一方、寝落ちしてしまったという方のご感想もありました。宣伝のことばが伝わりきらなかったと反省しております、、
「王国(あるいはその家について)」@ポレポレ 監督のやりたいことは伝わった。やりたいことに熱中しすぎて観客のこと考えたのかしら?という置いてきぼり感が私にはあった。最後に、また本読みに戻った時に、ももえーわ!と思ったら眠りに落ちてしまった笑
— おもしろかった!以外の感想を言ってみる (@telleznitell) December 10, 2023
劇中でもあるように、人間の生活のなかにおける「領土」「領域」に関する映画。それを示すために映画それ自体にも「領土」が生まれてしまうことは間違いありません。
ただ、ドラマ的要素をすべてかなぐりすてたわけではなく、ミステリー的に編集を加えることでサスペンスフルに鑑賞することもできます。
そして、同じに見えるシーンも、本作監督草野なつかさんはさまざまな変化を与えています。その変化もぜひお楽しみいただければ。
草野なつか「王国(あるいはその家について)」 普通に目指されたドラマ作品があるのか、或いは、ワークショップの様な場があって、最終的に目指されたものがこの映画のこの形なのかと言う事とか、もう一つ、途中で差し挟まれる地方都市(龍ヶ崎?)を、当たり前のように自然にシナリオの中の町と
— &C (@NShi) December 10, 2023
見立てられた風景と見るか、ワークショップが行われている町のイメージと見るかと言う疑問に、答えが明かされない(或いはどちらと判ってもそれを無視する)時に立ち上がる面白さがまずあった。役者達が古典的な或いは明ら様に古びたドラマをゴールとして意識していたのか、或いはそう言った分かり易い
— &C (@NShi) December 10, 2023
目的の旗印無しでも、紙の上に活字で組み立てられた他者の憑依の形代となる営みに純粋に修行僧かなにかのようにストイックに没入する様のドキュメンタリーなのかと言う面白さ。この映画が面白いと言うことは、我々が前者に飽きていて、それを捨てたがっている事の証左とも思える。なんせ、どこか普通
— &C (@NShi) December 10, 2023
ではない事を伺わせるポレポレのサイトの紹介文だけで、集まる人々があれだけいるのだから、その事は確かなのだと思う。また、こう言う楽しさに触れると、何かを浮かび上がらせようとするシナリオに、古典的なドラマの体は今日必要とされていない事が良く分かる。
— &C (@NShi) December 10, 2023
眠い、と言っている人もちらほらあったが、個人的には古典的旗振りを廃した現実感に即したスタイルが丁度いいと思えた。
— &C (@NShi) December 10, 2023
草野なつか『王国(あるいはその家について)』。
— アイカワ (@aikawajenjenn) December 10, 2023
椅子に座って台詞を読むリハーサルを繰り返すうちに、三人の役者の身体性の水位が上昇してくる恐ろしさと魅惑。
椅子やピアノまでもが画面から迫り上がってくる。
敢えてないものねだりをすれば、澁谷麻美の手紙を笠島智にも読んで欲しかった。
初日、2日目、遅い時間にもかかわらず鑑賞していただきありがとうございます。シナリオブックと合わせると、さらに深く本作を楽しめるかと思いますのでぜひよろしくお願いします。
◤ 初日満員御礼② ◢
— 『王国(あるいはその家について)』 12/9(土)から20:00~ポレポレ東中野 (@Domains_movie) December 9, 2023
『王国(あるいはその家について)』
シナリオブック大変好評頂いています📖
行列が劇場内まで続く事態となりました。ありがとうございます🙌
本日夜か明日の朝、初日ご感想をいくつか紹介させていただきます👀
3日前分 WEBチケット
予約受付中👉https://t.co/QG3HOI4AwE pic.twitter.com/Py4NswDU0S
今後のイベント予定はコチラ、ぜひ飲み屋などで話題にしていただけましたら光栄です。
『王国(あるいは〜』ポレポレ東中野上映イベント情報③アフタートークゲストも決定しました 🙌
— 『王国(あるいはその家について)』 12/9(土)から20:00~ポレポレ東中野 (@Domains_movie) December 5, 2023
12/9 (土) 舞台挨拶
草野なつかさん(本作監督)
澁谷麻美さん,足立智充さん
12/12(火)
金子由里奈さん(映画監督)
草野なつかさん
12/15(金)
山中瑶子さん(映画監督)
草野なつかさん
④に続く pic.twitter.com/P2BBSmK6ts
イベント情報に不備がありましたので再UP、RTやブクマしていただいた方 スミマセン🙇
— 『王国(あるいはその家について)』 12/9(土)から20:00~ポレポレ東中野 (@Domains_movie) December 6, 2023
12/18(月)
岡田利規さん(チェルフィッチュ主宰/演劇作家/小説家)
草野なつかさん(本作監督)
19(火)
濱口⻯介さん(映画監督)
草野なつかさん
23(土)
金城小百合さん(編集者),荘子itさん(Dos Monos)
草野なつかさん pic.twitter.com/GVu6E2AFm3
以上、毎回見逃せない多彩なゲストの方にお越しいただきます🫂 big up!
— 『王国(あるいはその家について)』 12/9(土)から20:00~ポレポレ東中野 (@Domains_movie) December 5, 2023
ぜひとも友人、知り合い、ご家族、同僚、サークルメイトお誘い合わせの上お越しください🤝
👉HPにて濱口竜介さん岡田利規さん
コメント全文掲載中https://t.co/iWOzfE7jgR
👉『王国(あるいはその家について)』予告編 pic.twitter.com/keI2XS8doz
出演:澁谷麻美 笠島智 足立智充 龍健太
監督:草野なつか
脚本:高橋知由 撮影:渡邉寿岳 音響:黄永昌 助監督:平波亘
美術:加藤小雪 衣裳:小笠原由恵 ヘアメイク:寺沢ルミ
編集:鈴尾啓太、草野なつか
写真:黑田菜月 演出助手:神田友也
手紙文作成:高橋知由、澁谷麻美
イラスト・タイトルデザイン:さいとうよしみ
エンディング曲:GRIM「Heritage」
エグゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司 プロデューサー:鈴木徳至
愛知県美術館美術品収集委員会・オリジナル映像部会委員:天野一夫、岡田秀則、岡村恵子、酒井健宏
企画:愛知芸術文化センター 制作:愛知県美術館
配給:コギトワークス
宣伝プロデューサー:村上知穂
宣伝:大橋咲歩、本多克敏
宣伝デザイン:三浦樹人
予告編:川添彩
2018年/カラー/スタンダード/150分
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