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合宿中の生活班ってなんですか

ドルフィンでは年齢の枠を超えた縦の関係を大切にしています。
合宿では学校、年齢関係のない、1グループに5~6人の生活班を作り、行き帰りの道中ほか、合宿中のあらゆる移動は生活班のグループ移動します。
食事も生活班ごとに座り、2日間で4回の食事(1日目の昼、夜、2日目の朝、夜)を一緒に食べます。

班の中の最上級生が班長、副班長となり、低学年の子供たちの面倒をみます。最初は緊張の面持ちで、お澄まししてますが、班長さんから「〇班~!」「〇班全員います!」の点呼とともに、班の子どもたちは、自分の班のメンバーの顔も覚え、行きの電車を降りる頃には、班長さんは、低学年の子供たちにとってお兄さん、お姉さんの存在となり、班長さんも年下の弟、妹のように面倒を見る姿は微笑ましいです。
もちろん、生活班には、指導スタッフ、お手伝いの保護者の方も班を担当し、大人から子どもまで、生活班は大家族のような楽しいグループとして2日間を過ごします。

1日目の夜のレクレーション後、本部(キャビンB)では、生活班の班長を集めた班長会議を行います。
生活班を担当する指導スタッフから、「今日1日班長してどうだった?」との問いに「最初小さい子が話を聞いてくれず、なかなか整列してくれなかったけど、最後のほうは上手くできました」など、ちょっと責任感が芽生える発言もあり、これも合宿の楽しみでもあります。

ドルフィンが大切にしている、協調!
個人差やその人らしさそれぞれの「こだわり」を大切にし、個性を尊重しあい調和していく活動を行います。同年齢はもちろんのこと、幅広い年齢がかかわる縦の関係から得られる「個性を尊重しあって調和し生きていくための力=協調力」をこの合宿を通じ、身につけてほしいと考えてます。

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