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ユバル・ノラ・ハラリ‘ #21世紀における21の提言  (英語版) ’第19の提言 #教育  P259~61

(私の説明)

点在する多くの情報を #世界の広い見識  にまとめ上げる能力が必要である。

(本題)

人類は予期できない #大変革  に直面していて、私たちの全ての古い‘ #ストーリー  ’は、崩れ落ちていて、如何なる新しい‘ #ストーリー  ’もそれらを書き換えるべく出現していない。

私たち自身と、私たちの子供は、 #予期できない移行  と #全く予測のつかない世界  にどのように対処できるだろうか?

‘生活のために人々がなにをするべきか?’

‘軍隊や官僚はどのように機能すべきか?’

‘性差はどのようであるべきか?’

2050年には、今日よりも寿命が延びるであろう。

そして、 #人間の肉体  そのものは、 #バイオエンジニアリング  と #コンピューターインターフェイス  につながれた脳のおかげで、 #予期できない変革  を乗り越えるに違いない。

そのような世界で、教師が生徒にできる最も重要なことは、より多くの情報を与えることである。

生徒はすでに、情報を多く持ちすぎている。

そのかわりに、情報を正しく理解する能力、

何が重要で、何が重要でないかを見極める能力、

とりわけ、点在する多くの情報を #世界の広い見識  へとまとめる能力が必要とされる。

今のところ、多くの西洋式の学校がその能力を教えていない。

生徒に、‘ #自分自身で考えなさい  ’と勧めながらも、データを詰め込むことに固執している。

そして、以下のように考えている。

生徒に大量のデータを与え、少量の自由を与えておけば、生徒は #世界の独自の見識  を持つであろう。

そして、この世代が全てのデータをきちんとした意味のある世界の‘ #ストーリー  ’にまとめ上げられなかったとしても、未来において、 #有効な統合体  を構築する十分な時間があるだろう。

しかしながら、たった今。

我々には、一刻の猶予もない。

今後数10年間に我々が下す決定は、 #生命自体のの未来  を決定づけるだろう。

そして、それらの決定を下すのは、我々の現在の #世界の見識  をもってして可能である。

もしも、我々の世代が、包括的な #世界の見識  を持つことができないならば、

生命の未来は、 #ランダムに決定されるであろう


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