メソポタミア粘土板

ああだ!こうだ!いう前に。記載。

メソポタミアの粘土板。書記体系。王は楔形文字を使って命令を出し,神官は信託を記録、民は手紙を書く。

キープや粘土の板に保存した情報はどうやって見つけて引き出すのか?

先に結論。 #ブロックチェーン があったらいいな。

以下は、#サピエンス全史 (上)より。

・・・・・ここでしばらく想像してほしい。今が紀元前1776年。二人のマリ人が小麦畑の所有権をめぐって口論していた。ヤコブは畑を30年前にエウサから買ったと言い張る。するとエウサは、その畑は30という期限付きでヤコブに貸したものだ、今やその期限が来たので返してもらうと言う。二人は怒鳴り互いに突いたり押したりし解決策を思いつく。大国の不動産の譲渡や販売の証書が収められている王の文書保管所に行けばいい。そこには床から天井まで何千枚もの粘土が収められている。口論のもととなった小麦畑の証書を、どうやって見つけろというのか?仮に見つけられたとしても、その30年前の証書が、問題の畑に関する最新の書類であることを、どうやって確認すればいいのか?また、30年前の粘土板が見つけられなかったら、エウサはその畑を売りも貸しもしなかった証拠になるのか?あるいは、粘土板が紛失したり保管所が雨漏りした時にどろどろに溶けたりしただけなのか?・・・・・

もう一回。 #ブロックチェーン があったらいいな。

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