ヘルプマークをもらった

先日、やっとヘルプマークをもらいにいってきた。

病気や怪我、障害を抱えている人の、仕事への関門として通勤がある。

私は、自宅から会社まで約一時間前後かかる。

自転車で最寄り駅

電車で約30分

会社最寄り駅から徒歩

一番の難関は、電車。
通勤電車はストレスフルで
満員電車の殺伐とした空気。

できれば私も、人に迷惑をかけたくはない。
けれど。
30分、立っていることがとても辛い。

杖をついて、膝にサポーターを巻いているけれど
それくらいじゃ、日本のサラリーマンはびくともしない。

そんなわけで、武器を手にすべく
ヘルプマークをもらいに行ってきた。

この1年くらいで、電車の優先席にも書かれるようになった赤地に白でハートと白十字が書かれたマーク。
今年2021年10月の熊本での導入で、全都道府県に導入がされた。

私達のように、外見ではわからない、若い年代の者にはありがたいマークとなる。


5〜6年前、仕事の関係で関わった
高齢・障害・求職者雇用支援機構の
H先生に、こういったマークの周知を
お願いしたおぼえがある。

おそらく、H先生のお力添えもあって
ここまで市民権を得るようになったマークではないかと勝手に思っている。

通勤電車で座って通えれば
時差出勤などの優遇や差別を受けることなく
他の社員と同じに通勤ができ
他の社員と同等の仕事ができる人もたくさんいる。

私自身、通勤電車で、座れるか否かは、とても大きい。
私はまだ、がまんして無理をして
通えているけれど、痛みのあるときは
通勤だけで体力がなくなる。

まだ無理のきく、気力と体力があるからいいけど
これからどうなっていくのかは不安。


ヘルプマークを所持してみて。
相変わらず、びくともしない日本のサラリーマンが多いけど
そんな中、
席を譲ってくれるサラリーマンやら
おじいさんの男気には、
ある意味泣けてくる。

ありがたい。


ヘルプマークの説明。
以下、東京都福祉保健局より引用。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html

「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
 (中略)
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席を譲る、困っているようであれば声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。」

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