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VOL.5 『itsuko naka』 2022.08号

第5回目は
自然や生き物のいる世界観がMAGICFUNFIAR でも人気,
イラストレーター『なかいつこ 』さん
いろんなことを伺ってみました

itsuko naka


特にこれというきっかけがあったわけでもなく、
元々小さな頃から絵を描くことが好きで、
お絵かき帳や広告の裏などにいろいろな紙に描いた絵が
たくさんあるという、なかいつこ さん。

中でもすごく動物が好きで、
図鑑を見ては色々な動物の絵を描くことが多かったとのこと。
大人になってから飲食店やレコード店で働いた時も、
しばしばお店のポップやチラシを描き、
それから自分でデザインしたプリントのTシャツを
手作り市で売ってみたことをきっかけに
今のようなモノづくりが始まったそうです。

「こういうふうにしよう」と思っても、
作り始めたらすっかり忘れていて、
出来上がってみたら全然思っていた感じとは違った、
ということが多々ある、というか、ほとんどいつもそう、

と笑う、なかさん。

でもそういう、どうしても出てしまうところが
自分らしさなのかなとも思うので、
それを大切にしようと思っています、とも。

なかさんの作品から感じる凛とした優しさ、強さの根源ですね。

そして…

他の人が作ったものを見ていても、パッと見ただけで
「あ、これはあの人の」とわかるような
その人だけの雰囲気のあるものがとても好きです、と。

なかさんを始めとして
MAGICでご紹介している作家のみなさまがまさにそうです。

店主も本当にそう思っていて、心からリスペクトしています。
非常に生意気ですが、
そう感じるものづくりの方にだけ、お声かけさせてもらっています。

なかさんは、作品からも感じる通り、自然観察がお好きで
日々変わって行く身近な植物や野鳥の行動など
いつも気になっているそう。

なかいつこ さんから届いた写真

最近は天体とか気象についても大雑把ですが気になることがあり、
面白いなあと思っていて、
日の出日の入り、月の出月の入り、台風、雲、星などなど、、
壮大です!

なかさんの天体の世界!
もしかすると、この先いつか
見ることができるかもしれない、と思うと
とっても楽しみです!

【思い出の作品】
2009年に初めて作品をたくさん作ってカフェで展覧会を行いました。
その時に作った大きな布の作品はとても思い入れがあります。
孔雀の羽のイメージでステンシルで作りました。
幅1M×長さ2Mほどの大きさでした。

左右の縦長の生地

8月というと
ベタですが、花火大会セミ、カブトムシ、すいかに桃

などが思い浮かびます
あとはやっぱり海、入道雲
そしてお盆は京都の五山の送り
そして夏が終わる頃に
あっという間だったな〜となんとなく寂しい気持ちになります
秋の虫の声が聞こえ始めて、
井上陽水の「少年時代」ですね。

*なかいつこ インスタグラム
@itsukonaka

最後に、
私MAGIC FUN FAIRの感じる8月。
暑さが苦手なので、外出も億劫になってしまいまいます。
屋内でボーッとしていつの間にかお昼、いつの間にか夕方、1日も終わり。
何もする気もないのも全て夏のせい。
スチャダラパーの”サマージャム”95”、毎年夏になるとこの曲を聴き、
全面同意、とダラダラしています。
そしてここ数年は
大人になったスチャダラパーとエゴラッピンのコラボ曲
”ミクロボーイとマクロガール”も   
いわゆるエモい気持ちでいっぱいになります。                                   2022.08.6 magic fun fair

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