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栗下善行30日連続表現の自由対談+αを聞いて

栗下善行30日連続表現の自由対談スペースと要由紀子さんとの対談スペースを拝聴致しました。

栗下善行氏は立憲民主党から参議院選に出馬している元都議会議員。

政策に関しては栗下善行氏の公式サイトにまとまっている。

彼の表現の自由対談は主に4つのテーマに分類できる。

①立憲民主党と無所属の表現の自由派議員との対談
民主党時代から表現の自由のために戦ってきた小泉市議会議員や薮原太郎市議会議員など。
表現の自由といえば山田太郎議員が有名ですが、昔はリベラル政党こそ表現の自由を守るために戦っていた。
今は規制をしようとする側のイメージだからこそ、立憲から栗下さんが出馬することで党内の抑止力になる。

栗下善行氏の秘書として働いていた荻野稔区議会議員との対談もありました。
伝説のロビィング。血まみれになっても表現の自由を守ろうと戦った荻野区議カッコいい。

②クリエイターの方との対談
漫画家の森川ジョージ先生や、星崎レオ先生との対談など。

自身の著書が不健全図書指定されてしまった星崎レオ先生との対談はスペースだけでなく、ブログでもインタビュー形式で不健全図書に関して綴られています。

森川ジョージ先生は党派問わず表現の自由派候補の方と対談をしています。
都条例の際、ちばてつや先生が立ち上がった事や、その背中を見て自分達の代も動がねばならないと思った事などを語っていました。
当時の非実在青少年条例の誓願書は、賛成意見を得るため幼稚園などの保護者の場に卑猥なシーンの画像を持って「これを子供達に見せられるのか?」と聞いて、規制派の主張に誘導するような署名の集め方をしていたみたいです。
当時はまだSNSも普及していませんし、今そんなことをやったら大炎上するでしょうね・・・
誰でも記事を書いたり、発表できるようになったのは不正や偏向報道に惑わされにくくなった良い変化だと思います。

③インボイス制度反対活動をしている方との対談
インボイスに反対する税理士や活動家の人との対談

Twitterトレンドにインボイス反対タグが掲載された事もあり、世間的にも周知されつつある内容となりました。
2016年に決まったものですが、騒がれ始めたのは2021年の10月ごろ。
2021年の衆議院選ではインボイス廃止を政策に入れたのは国民民主党だけでした(れいわ新撰組は消費税廃止のため、広義にはインボイス廃止に含まれるかもしれませんが…)

今回の参議院選では、維新とNHK以外の野党はインボイス反対と政策に明言しています。

漫画家協会もインボイスに反対を明言しました。
自民党ですが、山田太郎議員と赤松健候補もインボイス反対を宣言し、藤末健三候補も延期を呼びかけています。
栗下善行表現の自由対談で、インボイス回はリスナーや再生回数が多く、業界問わず関心の高い内容であったと思います。

④同人誌即売会関係者との対談
栗下善行氏の功績として、ビッグサイトの使用料の一部を安くしたことや、天災時に使えなかった時は使用料を取らないようにした事も大きいと思います。

同人誌即売会に参加する人の8割が選挙に投票に行く。
どの回だったか覚えていませんが、そういう話が出ました。
同人誌は二次創作物ですし、法律の規制や解釈によってはすぐに取り締られる可能性もある分野。
非実在青少年条例の事もあり、政治によって自分達の趣味や仕事が無くなってしまう可能性がある事を理解しているが故に選挙に行く人が多いのだと思います。
韓国ではアチョン法により、数千人ものクリエイターや創作物の愛好者のファンが逮捕されました。
エロ漫画を持っているだけで逮捕される国は実在する。
そういう規制をされないためにも、表現の自由の守り手の政治家は党派を問わず沢山必要だと思います。


私は立憲カフェに参加して、立憲の議員の方と話したり栗下善行氏の街宣に行って直接話をして、立憲の議員はヒステリックな方ばかりではないと思いました。

しかし、選挙が始まると枝野幸男氏をはじめとして多くの議員や候補者が他党の悪口を言うようになり、立憲民主党に失望をしたのが本音です。


栗下善行氏は悪口が跋扈し、自身の公認を取り消すように立憲の支持者達から言われても自身は他党や支持者の悪口を言わない。
石原都政時代に、表現の自由を守ったリベラル政党としての急民主党を誰よりも信じている。
彼の仲間達の立憲の市議会議員達も、アンチ達の批判をネタにして明るく振る舞っていて、「立憲は悪口や文句ばかりで嫌い」から「立憲の幹部は嫌いだけど、若手や地方議員は頑張っている」に評価が変わりました。

党派を超えて、良い政策には賛同しダメなものには待ったをかける。
政局ではなく、政策ベースの政治をやって欲しいと願います。

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