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蚕供養

私が小さい頃は、実家でも養蚕をしていて、2階と3階は全部養蚕用の建物で、1年に一回は近所の人を頼んで、家の畳を全部外に出して日干ししてなんて、子どもにとっては、とても楽しいイベントもしていました。3階の屋根裏部屋に干し草のベットがあったらな~なんて良く考えていたのですが、屋根からぶら下がるお手製のブランコは、おじいちゃんが作ってくれて、今考えると、魔法使いみたいな、おじいちゃんだな(^^)
昨日母親の四十九日で、実家に帰って、精進落としを食べながら色々お話していたら、昔は、この辺では、実家の檀家のお寺でだけで、蚕供養というのをしていたとのこと、たしかに、糸をとるには、蛾になる前の繭をとらなければならないですもんね、きちんと供養もしていたとは知りませんでした。初耳だったので、ググッてみたら、長野の方には、蚕供養をしているお寺もあるようですね、長野は製糸業も盛んでしたもんね。夏休みなので、自由研究で蚕を育てているなんてゆうお子さんもいるんではないでしょうか、久しぶりに子ども時代の事を思い出した1日でした。

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