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ブルーな朝にシロハラが飛ぶ@H和公園

昨日の飲み会では失敗をやらかし、自己嫌悪をどんより背負ったままのサンデイ鳥屋が枯れた池のほとりでぼんやりと佇む。
なにかのリクリエーションなのか森のそこかしこで子どもの大声がはりあがり、昨日買ったばかりのような練習トロンボーンのすっとぼけた音が鳴り響く。大型の旅客機がやけに低空で爆音を響かせても、鳥たちは慣れ親しんだ水たまりで遊んでいた。
もう、昔のように鳥屋の集団が座り込んでバズーカを構えることもなくなった荒れ地で独りカメラをむけていた。

ジョウビタキの水浴び

水たまりではいろいろの小鳥が次々に水浴びにやってくる。

シジュウカラ
メジロとシジュウカラの混浴

相変わらず、ヤマガラはこれでもかと近くまでやってくるからプロキャプチャーでじっと待つしか無い。

ヤマガラ
それ
ジャンプ

正面に向かってくる鳥は目にフォーカスしてくれるのか?
わりにいい結果。
上のほうにはエナガが現れた。

苔をむしる
エナガ

そんななかでビョンビョンビョンと響く声がきこえた。
よく聞くけど何の鳴き声かずっと分からなかった。
それが、今日、声をとともに姿をみせてくれた。
あ、シロハラだったんだ。
謎がとけてちょっとうれしい。

シロハラは水浴びはしなかった。

だいたい、シロハラは地面にいるところしかみたことがない。
歩きながら枯れ葉を引っ掻き回して餌を探し回る姿ばかりだった。
そんなシロハラが仕掛けられたとまり木にとまった。
ちょうど真正面である。
これは撮るしかないな。
と、思ったら飛びました。

仕掛けられた止まり木からだけど、シロハラの飛翔写真はなかなか珍しいかもしれない、どんよりとブルーな気持ちが少しだけ癒やされた朝だった。


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