久々の森で一年越しの蝶を探す@いつもの森
先週はツレアイさんの母の伊勢参りのドライバーをしたので1週空いた。
つまり2週間ぶりの「いつもの森」でした。
つまり久々です。
友人に教えてもらった「コケリンドウ」が目的のひとつ。でも、
今回の一番の狙いはウラゴ(マダラシジミ)。ゼフィルスだ。
といっても、いつもの森では一度も会ったことがない。
昨年、この森で撮られたらしい写真があったので、1年越しの狙いだ。
1年越しってアンタ、よくもまあ覚えていて狙えるねぇ、と思われるかもしれないが、そんな狙いが多々ある。
オオムラサキしかり、イチヤクソウしかり、コクランしかり、、、とさ。
オオムラサキなんて1年越しの狙いが何年も続いている^^;
さて、ウラゴである。
朝一番に狙いのイボタに突撃したのだけど、あ、イボタはウラゴの食草で白い花にいろいろな虫が寄ってくるとこをみると甘い汁が滲むにちがいない。
ウラゴにしたら一石二鳥(食草&甘い汁)といったところだろう。
ところが残念ながら花がまだ咲いてなかった。
それでももしかしたら、と丹念にさがしたけどいなかった。
来週もう一度トライしよう。
だめだったら、もしかしたらまた1年後かもしれない。
こんなもんなのである。
先々週、光が当たらなかったツリバナをもう一度撮影しようと歩いたが、すっかり終わってました。これもまた1年後だな。
でも、来週と思っていたゼフィルスのアカシジミが大漁に舞っていた。
こんなとこに一大産地があったんだ、知らなかった。
朝の光がすけてなかなか素敵な写真になった。
まあ、結果的にウラゴが引き合わせたチャンスだな。
調子に乗って、ウラナミアカシジミも探したがまったくいなかった。
アカシジミだけフライングなのか?
そうそう久々のアサマイチモンジにも会った。
コケリンドウ方面に向かうために、いつもの大駐車場に移ろうとした。
が、8時30分で満車。すごい盛況だな。
いくつもの団体グループが重なったようだ。
それと、鳥屋さんも夏鳥狙いで集まっている。
まあ、写真集の影響でないことは間違いない、ケケケ。
心浮かれるままに、下の池コースを選んだ。
このコースをいけばほぼ人と会うことがないのと、もしかしたらウラナミアカシジミがいるかもしれないからだ。
それと、冬虫夏草もね。(忘れていない)
ところが冬虫夏草もいなければウラナミアカシジミもいない。
であったのは、コムラーだった。
なんだか、タテハチョウらしきのが飛んできた。
見下ろす位置で吸水を始めた。
構造色の紫が光まくる角度で撮ることができた。
コムラーが久しぶりなら、これほどのベストアングルも初めてだ。
ただ、ちょっとロケーションがいまいちなんだよな。
雑然とした流木や流葉はいいんだけど、コンクリートがなぁ。
ってなことを考えていたらコムラーは飛び、まあまあの枝に止まった。
息をひそめ撮るんだけど、今度は角度が・・・・光りません!!
ここは高い木の樹上のさらに上で、木の上から全体を見下ろすことができる。普段みることの出来ない樹上の世界はいろいろな虫が来る。
そして、いつもの池の迂回路からは緑営やら水上盆栽が映る。
池の正規の入口方面では、トンボがやたら飛んでいた。
トンボとなると最初から同定を諦めているのが見え見えだな。
さて、コケリンドウ方面に向かうと花が咲いていた。
レンズをかえて一枚。
とりあえず、あまり撮るモデルと出会わないまま、コケリンドウのところまで行った。いったけど、なんの花も咲いていなかった。ちがう場所かな?
ここにいたるまで、オオルリやキビタキの声が聴こえる。
姿は見えないけどね。
鳥は、かなり諦めている。
小さい、遠い、暗い、枝被りの四重苦の上、頚椎ヘルニアで上を見上げることができない。もう無理なのだ。
にも関わらず、奴らの挑発は途切れることなく続く。
ここにいるよ、撮ってみろよ、って、だから撮れへんねん!!
キビタキがあまり見上げなくていいとこにいたので50枚ほど連射したのだけど、iso128000オーバーなのに暗く、写真にならなかった。
やっぱ駄目なんだな。
さてお祭り騒ぎの里をとっとと通過してさらに撮る
そうそう、エンシュウムヨウランがあたらしい、芽をつけていた。
これも1年間ずっと見守った去年の株が種を弾いたのも観察していた。
そこに新しい株が生えていたのだ。
こういう1年越しもなかなか感慨深い。
あとは、駐車場まで花でも写しながら歩いていく。
4時間、疲れました。
ちなみに、疲れた体をひきづって、一応イボタのウラゴを確認しにいきましたが、やはりいませんでしたとさ^^;
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