見出し画像

初対面で好意をもってもらい、良い人と思われる方法

今回は初対面で相手に良い印象を与える方法についてお話しします。
僕のフォロワーさんで、「きのこまめさん」って言う方も、最近新しい職場に入ったりとか、
この時期はそろそろ就活とかで新しい環境に入る人も多いと思うので、
そんな新しい環境に入る方に対して、初対面で印象をよくする方法をお伝えします。

初対面っていうとみなさんどこからが初対面だと思いますか?
ビジネスの現場だとよく「挨拶をして名刺を渡す時から」って思う人がいますが、
これだと遅すぎるんですよね。
初対面って、相手の視界に一瞬で入った瞬間に決まると言われています。
これは、アメリカの心理学者、マシュー・ハースティンによれば、
「初対面の相手が仕事相手として有能かどうかは、1000分の1秒で決まる」と言っています。
つまり「見た目が肝心」は正しいんですよ。

挨拶とか、何話そうの前に、好感度は決まっているんですよね。

人ってね、初対面で相手の情報がない時って、見た目のなんとなくの雰囲気で勝手に相手のイメージを作っちゃうんですよ。例えば「強面の人が、眉間にしわ寄せていたら、なんか怖いな」って思ったら、多分話しかけようって思わないですよね。でも話してみると実は目が悪くて、「コンタクト入れないと遠くを見るときに焦点が合わないんですよね」って言ってたら、しかもその時に結構気さくに話してたらですよ、印象がガラッと変わりますよね。つまり最初にそういう自分の情報を与えておくと誤解されないで済むんですよ。しかもこの初対面で自分の情報を与える時に、相手に話しやすいと思ってもらえたら、相手から好感を得ることができるんですよね。

海外ドラマのスーツでも言っていましたよね

「第一印象が命だ。そこで躓いたら終わりだ」って。

まさにこれなんです。しかも初対面の印象って最初の7秒で決まってしまう「初頭効果」というものが働くんですよ。

でも実はこ初等効果には続きがあって、この後が最も重要なんですよ。
初頭効果は最初の7秒で決まります。
だけど、そのあと会話が始まってからの3分間の振る舞いや言動を含めて第一印象になることがわかっているんです。

しかもその印象が半年間も続いてしまいます。
つまり最初に出会って会話が始まってからの3分間が勝負なんですよ。
この3分間で相手との距離を詰めることができれば、
相手に自分を好印象で思ってもらえるんですよ。

ここで「チャラチャラしていて信用できなさそう」って思われたら、これを覆すのは容易じゃないんです。
下手したら二度と会ってもらえないですからね。
逆に第一印象がいいと、人間関係がめちゃめちゃ優位になるんですね。

では何を話した良いのかというと、プライベートな話を自分から打ち明けると良いです。
これは自己開示と言って、自分のプライベートな話をすることで、あなたを信用していますよ、っていうアピールになるんですよ。

しかも自己開示で心をオープンにすることによって、相手の心もオープンになって、相手もプライベートな話がしやすくなるんです。
これを心理学では返報性の法則と呼びます。
簡単にいうと、

されたらお返しをしたくなる、という

人間の心理を利用しているんです。

この時に「あなだからいうけど」って言ってみるのも手ですよ。
誰でもこういう風に言われると嬉しいと思いますが、
これは「プライベートな大事な話を信用できるあなただからしますよ」
っていうメッセージになっていて、相手の承認欲求が満たされるんですよ。

こうすると信頼されてる、と感じますよね。

相手の好感を得たいのであれば、まずは信頼という感情を抱かせましょう。

「プライベートな話をこちらから打ち明ける」というのは、特に初対面や口数の少ない相手であればあるほど、効果抜群です。

こちらからプライベートな話をすると返報性の原理というのが働いて、相手も「話さなきゃ」という気持ちになります。

返報性とは「されたら、お返しをしなきゃ」と思ってしまうことを言います。だからプライベートな話をされたら、相手もプライベートな話を返したくなるんですよ。さらにプライベートなことを話すと「この人は信頼できる人だから、私もプライベートな話を打ち明けたんだ」と思います。

これは認知的不協和と呼ばれる現象です。脳は混乱が嫌いなんですよ。

だから無理矢理でも辻褄を合わせたくなるんですね。
初対面なのにプライベートな話をしちゃった。
プライベートな話をする人は信頼できる人。
つまりプライベートな話をしちゃった、あなたは信頼できる人。
信頼できるということは人としてあなたが好き。
だからあなたが好き、みたいなね。

まぁ最後は言い過ぎですけど、ただプライベートな話をすることで信頼関係が築くところまでは行けるのでぜひ試してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?