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⑦エメラルド・シティ、シアトルの実態Part2(アメリカ編)

さて、前回紹介した以下の施設を紹介します。飛行機好きにはたまらないと思います。

航空博物館(Museum of Flight)は、市内から南東に10km、バスで40分

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まず、航空博物館(Museum of Flight)は、市内と空港の中間に位置していますので、空港から直接Uberで行くのもありです。入場料は25ドルで、館内はかなり広いため、所要時間は最低3時間必要です。

飛行機好きにはじめに思い浮かぶのは、ワシントンDCの国立航空宇宙博物館別館(Steven F. Udvar-Hazy Center)だと思います。ここには、広島に原爆を投下したエノラ・ゲイやエールフランス航空コンコルドが展示されているのが有名です。

しかし、ここシアトルの航空博物館(Museum of Flight)も負けていません。2016年6月25日にオープンしたばかりのAviation Pavilionが凄いのです。

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(大きな道を挟んで左にAviation Pavilion、右に通常の展示物があります。博物館の周りは何もありません)

展示物の説明を引用します。なんと豪華な展示。

The airliner exhibit includes the world’s only presentation of the first Boeing 727, 737 and 747 jets, the first jet Air Force One, the extremely rare Boeing 247D and Douglas DC-2 airliners from the 1930s, the only Concorde on the West Coast, and the new Boeing 787 Dreamliner.

The military line-up includes three big bombers—World War Two’s B-17F Flying Fortress and B-29 Superfortress, and the Cold War’s B-47 Stratojet; plus jet fighters spanning the wars from Korea to the Persian Gulf. Note: Air Force One, Boeing 727

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このAviation Pavilionの特徴は、Boing727,747,787、Air Force One、Concordeの5機に乗って機内を愉めることです。

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1960年代にボーイング社が社運をかけて開発して1500時間の型式証明と耐久試験をクリアしたB747。当時のボーイングが、会社が傾くリスクを取ってB747を開発したことは、いまのMRJの試行錯誤と繋がるものがあります。

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(B747は巨大で、こんな巨大なものが空を飛んだことは多くの人が信じられなかったようです)

2011年に世界の空を飛び始めたばかりのBoeing 787 Dreamliner。これは3番目に製造された機体で、プロモーションのための世界ツアーに使用されたようです。

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787のエンジンは、GE製ではなくロールスロイス製です、第二次世界大戦で飛行機エンジンを自力で開発していたドイツ、イタリア、日本は飛行機開発が連合国によって禁止された後に、エンジン技術を自動車やバイク等に注ぎ込みました。エンジンを開発できる国は一流国なのです。

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幻のコンコルド(Concorde)。1966年~79年まで製造されていて2000年頃まで活躍していたマッハの速度の超音速機です。
通常の航空機がLondon⇔NYの片道を飛んでいる間に、往復できてしまう速度が売りでした。しかし、席数が100席しかなく運賃が高すぎて採算が取れなくなってしまったようです。

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(機体が大きすぎて写真に入りきらないコンコルドです、、、)
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(機内は驚くほど狭いのです、当たり前ですが、ファースト・ビジネスクラスはありません)

Air Force Oneです。1972年のニクソンによる周恩来との歴史的会談の再現です。

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(大統領の打ち合わせスペースもあまり広くありませんね♪)
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(どこでも電話がつながるように、衛星通信基地のような部屋があります)

その他の写真をご紹介します。

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(FedEXの貨物輸送用飛行機は巨大なのです。航空便は、この飛行機に乗って運ばれます)

次回、ボーイング社の工場見学(Future of Flight)を紹介します。
See you soon.

他の展示物の写真もお付けします。展示物の量が多すぎて私は3時間で全てを回ることが出来ませんでした。

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See you soon.


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