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コーヒーブレイク

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2024年1月の記事一覧

コーヒーブレイク19回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part6(総務省の紹介)

中途の方向けに、前回の外務省に引き続き、今回は、総務省の紹介です。 中途の方も、総務省の成り立ちを知ると、政治(永田町)と行政(霞が関)、霞が関と地方の仕組みを理解できます♪ 総務省は、霞ヶ関のなかでは、最もトリッキー(Tricky)な役所です。 それは、全く関係の無い3つの省庁が一緒になった経緯があるためです。 総務省の組織 総務省が公開している組織図を見てみましょう。 これを見ると、大きく、行政、自治、情報の局があることがわかります。 行政(行政管理局、行政

コーヒーブレイク18回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part5(外務省の紹介)

前回17回目に続き、Part5です。 中途の方向けの国家公務員、霞ヶ関の説明です。 今回は、私がわかる範囲で、各省紹介をします。まず、5大省庁(以下の赤囲い)を紹介します。 各省庁の働きやすさ Openworkが23年7月26日に公表した、進みゆく学生の”霞ヶ関離れ”、実際に働く職員のリアルな声と提言、を参照します。 1府11省をピックアップし、2023年7月時点での8つの評価項目を分析して、働きやすさを示したスコアがあります。 (1府11省は、内閣府、総務省、法務省

コーヒーブレイク17回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part4

前回16回目に続き、Part4です。 世間の皆様は、官僚には興味がないと思っていましたが、意外にも沢山のアクセスをいただいていて、驚いています(^_^;) それでは、今回は、中途で霞ヶ関に入ると、どのような「スキル・セット」が手に入るか?を解説します。 例えば、以下の記事では、「調整力」を挙げています。 このような説明方法もありますが、長らく霞ヶ関に勤めてきた立場から言えば、先輩から私が読めと言われ、私が後輩にも読んだ方が良いとおすすめしている書籍の内容こそが、我々役

コーヒーブレイク16回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part3

前回15回目に続き、Part3です。 今回は、中途で霞ヶ関の国家公務員を目指す方に向けて、霞ヶ関の雰囲気をお伝えしたいと思います。 桐島が官僚を目指したきっかけ それでは、今更ですが、私が官僚を目指したきっかけをお伝えします。 私は、1年浪人して、東京都内の有名私立(経済学部)に1年間通っていました。 そこから、京都の大学に入学しました。 そのため、実質的に2浪という状態で大学生活をおくりました(当時は2浪だと就職が不利という都市伝説もあり)就職に関して、1発で終わ

コーヒーブレイク15回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part2

前回の14回目の続きになります。 今回は、いま現在のキャリア官僚が立たされた位置付けを解説します。 現在の岸田政権と霞が関の距離感 まずは、以下の書籍を参考に、現在の岸田政権の霞が関の距離感を解説します。 安倍政権の時は、経産省出身の今井総理秘書官が、重要政策を自ら主導して権力を独占していました。 さて、現在の経産省出身の嶋田秘書官は、どうなのか見ていきたいと思います。 ちなみに、総理には2人の政務秘書官(霞が関の官僚出身ではない人と経産省出身の嶋田秘書官)と6人の