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書を持って、旅に出よう!

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旅にいった先で、感じたこと、考えたことを記載します♪
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#ルアンナムター

㊸ラオス旅/中国の影響力分析Part3 ムアン・サイ

前回はルアンナムターから見て南西のフアイサーイの近くのゴールデン・トライアングルを特集しましたが、今回はルアンナムターから見て南東にあるムアン・サイで感じた中国の影響力です。 読者のみなさまは、ルアンナムターとムアン・サイ(中国に近い都市)のどちらの都市が中国の影響力が大きいと思いますか? 私は、単純にムアン・サイの方が中国とラオスの国境に近いのでムアン・サイだと思っていました。 しかし、答えはルアンナムターなのです。 現地に在住しているJICAの青年海外協力隊の方に

㊷ラオス旅/中国の影響力分析Part2 ゴールデン・トライアングル

前回の続きです。 2018年1月10日にGolden Trigangle SEZを目指して、ルアンナムター(Luang Namtha)からファイサーイ(Huai Xay)に向かいました。両都市は175㎞の距離があります。 ここで問題です。 朝8時発のバスは何時にファイサーイに到着したでしょうか??? 日本の感覚でいえば、バスの時速を60kmと仮定して3時間後なので11時に到着と答えるでしょう。 しかし、ここはラオス北部、都市間移動は必ず高い山越えをしなければいけないた

㊶ラオス旅/中国の影響力分析Part1 研究テーマ、ボーテン

2018年1月の記事です。 スリランカのコロンボを出発してバンコク経由で、1月7日の夜にラオスのヴィエンチャン入りをしました。 ヴィエンチャンの国際空港には、韓国の仁川からの直行便でヴィエンチャンに到着したばかりの韓国人が溢れかえっていて、市内に行くための空港タクシーの長蛇の列に並ぶこと30分。 最終的には、前に並んでいたラオス人の女性と割り勘して市内に行くことになりました。このラオス人女性は、農業の研究者らしく、オーストラリアでの仕事の帰りだということでした。私から「